彼が調子に乗り始めたので冷たくします【鬼滅の刃】

苦しむ私と笑う君 ページ5

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宇髄side






最近俺の継子の様子がおかしい。






前までは無愛想だったがこの間から
できたあのタンポポ頭…何だっけ？







まぁいいか…そいつと恋仲になって
笑っている時が多かったのに最近は
また前みたいになってしまった。








何があったか聞いてみたが何でも
ないの一点張りで何も聞けない。







宇髄「そういえば最近あいつとは
会ってないみたいだが、何かあったのか？」








すると目を開いてぴくりと反応した後
無表情に戻ってこう言った。








「色恋に現を抜かしている暇なんて
ないので会っていないだけです。」









明らかにおかしい。
今までだったら…








「この後善逸と会う予定があるので
お手柔らかにお願いします！師範！」








って感じだったのに。








宇髄「…喧嘩でもしたのか？
若いねぇ…」








喧嘩するほど仲がいいとはよく
言ったものだ。








だがこいつが悲しそうな顔をしている
ことにまだ俺は気づけてなかった。







夢主side




師範が最近善逸とのことを
聞いてくるようになった。






理由は簡単…今まで稽古の後に
善逸と会うのが習慣になっていた。
けどそれが無くなった。






ある時から善逸は会いに来て
くれなくなった。だから私から
行かないと会えなかった。








「誰かに聞いてほしいなぁ…」








視界の端で捉えた金髪の髪を
目で追わずに見なかったことにして
自分の屋敷の方に走った。









君が可愛い女の子を連れている度に
胸が苦しくなる。








(何でこんなに君のことを
好いちゃったのかな…)








周りの目なんて気にせずに私は
涙を流した。

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