彼が調子に乗り始めたので冷たくします【鬼滅の刃】

避ける私と動く師範 ページ21

.





「…ごめん、今の忘れて
次私が防ぐから善逸が攻めてきて」







今度の善逸は何も言わずに木刀を
構えて私に向かってきた。







さすがに善逸も気まずかったのか
私とは目を合わせようとしなかった。








ぼーっと善逸の攻撃を受け流していると
後ろから師範に抱きしめられた。







「え…」







宇髄「俺はそんなへなちょこな構えを
教えた覚えはないぞ」








そう言うと師範は後ろから私の手を
とって構えをとらされた。







(師範近くない…？いや作戦だから
近いのは当たり前か)←免疫ついた







横目で善逸の方を見ると目を見開いて
震えていた。







師範はそれを知ってか更に身体を
密着させてきた。







善逸「…！！ちょっ」







グイッ







「え？」






私と師範を引き剥がしたのは
炭治郎だった。







炭治郎「嫁入り前の娘に
何してるんですか！」







宇髄「お前なぁ〜鴉から作戦のこと
聞いてないのか？！馬鹿か！」小声








善逸「作…？」








「あー！！もういいよ！やめやめ！」








このままじゃ善逸にバレちゃうから
何とか善逸から離れないと…









「炭治郎、伊之助！一緒に甘味処
行かない？」








伊之助「かんみ？食いもんか？」








「そう…ということで師範さよなら！」







そう言って炭治郎と伊之助を引っ張って
その場から逃げた。








善逸が何か言いたそうにこっちを
見ていた気がするけど知らない。







(結局この作戦も失敗かぁ…)







また新しい作戦を考えないと…









善逸「…」








善逸は木刀を見つめながら深く
ため息をついた。







宇髄「…おい、たんぽぽ頭
お前少し俺に付き合え」







善逸「はぁ？！俺今大好きな子に
避けられたり冷たくされて傷付いてる
のに何であんたに付き合わなきゃ…」








宇髄「いいから付き合え…
お前に聞きたいことがある。」









最近投稿出来てなくてすみません。
お話もグダグダだし話を進める度に
文才が低下していく…

怒る師範と怒る君→←距離が広がる私達

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す