慧のために

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けい


慧「大貴ばいばい」

大「昨日は何もなかった？」

慧「…うん、なかった」


ただの勘違いかもしれないし




前に山田涼介がいた公園に行った


帰り道だからいつも通ってるんだけど今日はベンチに座ってゆっくりしていた

もしかしたら会えるかもしれない



涼「あの…」


やっぱ来た

家族が何を隠してるのか暴いてやる


慧「あなたは誰なんですか？俺とどうゆう関係なんですか？」

涼「俺は慧の彼氏だよ、」

慧「じゃあいつ別れたの」

涼「別れた…？俺たちは別れてない」

慧「え？」

涼「慧が急に消えたんだろ、中学2年の終業式の次の日から」


中学2年の終業式…

最悪なことが起こった日…


最悪なこと…？

その日俺に何が起こったの…？


慧「ぁ、、、いたぃ、」

涼「大丈夫！？」

慧「俺、、思い出そうとすると、頭が、、痛くなるの、」

涼「そんな…」


俺に何かが起こったのは中学2年の終業式


その日までは山田涼介と付き合っていた


その日に何が起こったんだ…？


慧「いたぃ、、ぁぁ、、」

涼「ど、どうしよ、」


大「慧！！」


大貴…？


仕事が終わったのかな…


大「もう慧に近づくな」

涼「え…でも俺は…」

大「慧行くよ」

慧「大貴…」


大貴に手を引かれた


大貴なんでそんなに怒ってるの…

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