慧のために

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やぶ



母「けーいー！！！」


さっきから伊野尾の家から泣き声が聞こえる



光「伊野ちゃんどうしたんだろ…」

薮「…よし、俺たちで探そう！」


伊野尾の親なら少しの手がかりはあるかもしれない




この時俺たちは伊野尾が誘拐されてる事に気付いていなかった…




光と家に入ると同時に固まってしまった


薮「なぁ、光。なんで警察こんなにいんだよ」

光「もしかして…ただの家出じゃないの」



伊野尾になにがあったんだよ…



警「こらこら、勝手に入っちゃだめでしょ」


小さめの警察の人が俺たちを追い出そうとした


薮「あの、伊野尾の友達です！

なにがあったんですか、

伊野尾は無事なんですか、

俺たちにできる事はなんですか、

わかる事は全部教えてください！」


光「薮落ち着いて…」


警「あぁ、友達か。大丈夫、きっと慧くんは無事だよ、」

光「俺たちも力になりたいです！」

警「そうか！じゃあ手伝ってもらおうかな！」

「お〜い！有岡ちょっとこい」

大「ごめん！呼ばれちゃった、俺の名前は有岡大貴。なんかあったら呼んで」


有岡刑事いっちゃった…

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