慧のために

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宏太


病院についてお母さんのいる所に行った


宏「…お母さん…」

母「…宏太…どうしよう…」

宏「…慧今手術してるの…？何があったの…」



目の前には手術室

慧に何があったんだよ…


扉が開いて先生がでてきた


先生「安心してください、成功しました」


よかった

本当によかった！



数日たって慧が目を覚ました



宏「お母さん！お父さん！慧が目を覚ました！」

母「よかった！よく頑張ったわね！」

慧「…」

父「…慧…？」

慧「…誰…？」

宏「…え…？もしかして…」

慧「ここどこ…？あなた達は誰…？」



嘘だろ…


記憶が全て消えてる…



父「…宏太、電話鳴ってるぞ…」


光…？


光「宏太どうしたの…？最近元気ない…慧は大丈夫なの…？」

宏「慧…記憶喪失だって…」

光「…そっか…」



俺は電話を切って慧の所に行った



慧「俺…けい…？」

母「そうよ、あなたは私たちの家族よ」

慧「家族…？」

母「家族よ、この人は宏太、慧のお兄ちゃん」

慧「宏太…？」

宏「俺が宏太だよ？」


1日でも早く慧に全て思い出して欲しい


けどそれは無理だった…

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