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飴飴飴飴 ページ6

「あれ…つかさくんが…っ!」


「まあまあ。あれはAも知らなかったしさ!試してよかったんじゃない?」









 
つかさくんの言っていることは確かだ。


知っておかないといけない“ルール”が私にはある。今になっては試して良かったのかもしれないが。









 
「ま。その話はどうだっていいや。」


「…何、するの。」









 
きっぱりと切り替えをし、彼は私の頭を力一杯手に込めて、顔を近づけた。


痛い。髪が絡んで、更に男の子の力だ。抵抗したくても出来ない。









 
「ちゅーしようかなって。」


「!」









 
目を細め、ニヤッと笑う彼。









 
「あ。顔真っ赤。可愛いよA。もっとそんな顔してほしいな。」


「あっ、ぐ…っ!?」









 
その時だった。彼は無理矢理私の口を開かせ、つかさくんの指が入ってくる。そして、舌と絡み合う。






私はつかさくんの腕を両手で力一杯離れさせようとする。が、やはり無理。

唾液がたらりと垂れてくる。









 
「駄目だよA。口を開けなきゃ。」


「!?あ、め…が…っ。」









 
更に空いている手で、頭をガンッと机に抑えつけられ、つかさくんは馬乗りに。









 
「もしかして飴に怖がってたの?大丈夫!___________ちょーっと思い出すだけだよ?」


「んっ…!?あっ、…。」









 
抵抗し続け、ついに口が塞がれてしまった。強引に舌を差し込んでくる。


絡み合わせ、何度も角度を変えて口が動く。そして、飴が私の口に入ってきた。









 
「ははっ。苦しそう!」


「は、ぁ…。っ。」









 
すぐ飴は吐き出した。すぐ、だけれども口にしたことに変わりはない。


意識が朦朧とする。









 
「_________ここから消える前に、昔のこと思い出しなよ。楽しかった、学生時代を。」









 
その言葉を最後に、私の意識は途切れた。

覚覚覚覚→←置置置置



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設定タグ:地縛少年花子くん , 柚木普 , 柚木つかさ   
作品ジャンル:アニメ
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黒灰白有無%(プロフ) - 完結おめでとう御座います!!一気読みさせて頂きました、過去を知ったことで主人公の性格(狂い具合)がさらに好きになりました。途中でも面白いのですが最後まで見ると皆の想いとかがわかってさらに深み、面白みを感じました!とても楽しかったですコメント失礼しました (5月18日 2時) (レス) @page33 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
ミキプルーン - めちゃくちゃ面白くて、最後泣きました😭司君、めちゃくちゃいい子だった… (2023年3月4日 19時) (レス) @page33 id: 374f2a1f15 (このIDを非表示/違反報告)
真冬 - つかさくんもしかしていい人?女の子が天国に行けるように殺してあげたのかも!やさしいのか狂ってるのかが分からない感じがつかさくんぽくていいと思います!!←上から目線みたいですいません。深くてちょっとだけ難しく感じたけど、凄く素敵なお話でした。 (2022年3月9日 1時) (レス) @page32 id: 587626ec74 (このIDを非表示/違反報告)
ルコふぃまてりぃ - え?最後、女の子は生まれ変わって幸せになったんですか?(°д°⊂) (2021年4月18日 8時) (レス) id: 15224720b1 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル - とても面白かったです!これからも頑張ってください。 (2020年6月5日 18時) (レス) id: a86e035e62 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ノン | 作成日時:2020年3月21日 22時

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