観光客じゃないです ページ7
tn「で、なんやねんあの3っていうハンドサインは！」
『え？分からなかった？あの4人全員がスパイだったから1と2を足したら3だしハンドサイン3かなーって。』
tn「両手でやったらええやろ。右は1で左は2とかさ…はぁ。まぁ誰が観光客か分かったからええわ。グルッペンに報告してくる。ここで待っとけ。ついでにその机の上の書類片付けといてくれ。」
『りょうかーい』
Aがそう言うとトントンは部屋を出ていった。
Aはトントンに言われた通り書類の誤字脱字がないかチェックしたり、種類によって分けたりしていたが、途中で使っていたペンのインクが無くなった。
『インクどこだ？』
Aがインクを探そうとトントンの机の引き出しを漁っていると2番目の引き出しに伏せられた写真たてがあった。
『ん？あっ！この写真ちゃんとトントン持ってるんだ。確かトントンが、士官学校に入学する前の日に撮ったんだよね。トントン制服着てるし。お、インクあった。』
写真を元に戻し、また書類整理をしていると後ろから声をかけられた。
zm「ここで何しとんや？」
その声は低く、首元にはナイフが添えられていた。
『…ゾム様。私はトントン様に言われてお仕事をしていただけです。』
zm「ふーん。まあええわ。グルッペンがお前を呼んでる。大人しいに来てもらおうか。」
『はい。』
Aはいかにも冷静にそう答え、ゾムに連れていかれているが、内心凄く焦っていた。
(やっば、絶対観光客と思われてる！ていうかトントンはなんしとんねん！)
ついた。
と声をかけられ、扉の奥に入るとそこにはグルッペンとトントン、ロボロ、シャオロン、鬱先生、そしてメイド仲間のリン、ナナ、ルーナ、ニーナ、そしてマリさんがいた。
(うっわ絶対ハメられた。)
Aはグルッペンの前に立たされた。
gr「お前に観光客の疑いがかかっている。そこのリン殿が全て話してくれたよ。邪魔をするなと脅されたと。しかし証拠もなくよくわからん。どういう事か説明してもらおう。」
(えー、マジかよ。トントンあいつ何してんの？)
と、少し怒った顔でトントンの方を向くとトントンはため息をついてグルッペンに話し始めた。
tn「グルさん。あいつは観光客とちゃう。ほんまの観光客はあの4人や」
トントンはそう言ってリン達の方を指さした。
『証拠は私が持っています。』
Aは自分が持っていたボイスレコーダーをグルッペンに差し出した。
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- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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シー(プロフ) - まとまりさん» わざわざ調べてくださったんですねありがとうございます！ (2020年4月21日 16時) (
レス) id: 268aa0a0d3 (このIDを非表示/違反報告)
まとまり - 33ページのロシア語意味調べました。さてはシーさん神ですね？ (2020年4月21日 16時) (レス) id: d455a140fe (このIDを非表示/違反報告)
シー(プロフ) - 志麻センよりのcrewさん» ありがとうございます！もっとバンバン更新できるように精進してまいりますのですのでこれからもよろしくお願いします。 (2019年7月3日 1時) (レス) id: a45ec2db1a (このIDを非表示/違反報告)
志麻センよりのcrew - とっても面白いです！頑張ってください！完結お待ちしています！ (2019年6月10日 9時) (レス) id: 7d11b5b59f (このIDを非表示/違反報告)
ロシス - シーさん» そうなんですか！？なんか、とっても楽しみになってきました♪いつでも楽しみに待っておきます！ (2019年5月6日 21時) (レス) id: 235877c413 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シー | 作者ホームページ：https://twitter.com/Sea_see_San?s=09
作成日時：2019年1月13日 11時
