恋心…17 ページ17
倉 「はぁ〜。終わったぁ〜。お腹減ったぁ…。」
買い物袋を手にし、台所に立つ。
名無し 「今、何か作りますね。」
倉 「やったぁ♪何か手伝うよ♪」
名無し 「大丈夫です。疲れてるのに…。すぐ準備しますから…。」
倉 「おん。で、ヤスは何してるん!?」
部屋に上がるなり、リビングでノートPCをいじり真面目な顔で画面を眺めている…。
安 「ん〜。名無しちゃんと、契約書交わしとこう思って…。」
倉 「契約書!?」
安 「おん。今から名無しちゃんは、俺の家政婦さんになんねん住み込みの…。」
倉 「…ビックリしたぁ〜。彼女になったんか思った…。」
安 「彼女にいちいち契約書とか、書かへんで普通。」
倉 「分からへんで〜。」
名無し 「……安田さん、本当に良いんですかぁ!?」
安 「おん!!」
倉 「じゃ〜。俺もここに住む〜。」
安 「え〜。家に帰れやぁ!」
倉 「名無しちゃんを守らなあかんから。」
安 「何から!?」
倉 「ブラック安田から。」
安 「そんなん、理由にならへんし、ブラック何かならへんし。」
倉 「だって、名無しちゃんの手料理毎日食べたいやんかぁ〜。それに出えへんとは限らへん。何かあったら直ぐ電話するんやで名無しちゃん!!」
名無し 「安田さんは、そんな方じゃ無いです。」
出来たご飯を運び、テーブルに並べる。
安 「あ、名無しちゃん、ここにサインしてや!!」
名無し 「サ、サインですかぁ!?あの…名前まだ…。」
安 「な.な.しって書いたらえぇやん!!思い出したら、又書き直したらえぇし。」
不安が過る…。
名前、書きたくてもそれが分からない…。
作り笑いを浮かべながら、サインをし安田さんに渡す…。
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みけねこ(プロフ) - 初めまして。お話、ドキドキしながら読ませてもらってます!この先どんなお話になるのか楽しみです。 (2020年3月10日 12時) (レス) id: 5ac0d2c424 (このIDを非表示/違反報告)
月桜 - 月桜で作者って検索したらあるよ。占いツクールで。 (2017年8月20日 19時) (レス) id: 89fc8f4bc7 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃま。(プロフ) - 月桜さん» えΣ(゜Д゜)そんなことに…。どうやったら行けるの!? (2017年8月19日 17時) (レス) id: 6d20e51ccc (このIDを非表示/違反報告)
月桜 - 月桜とちゃま。の相談室っていうホムペにきて!来たらコメントしてね(^∀<) (2017年8月19日 10時) (レス) id: 89fc8f4bc7 (このIDを非表示/違反報告)
月桜 - いいよ!ありがとう♪ (2017年8月14日 13時) (レス) id: 89fc8f4bc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃま。 | 作成日時:2017年8月11日 0時