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不良物語 ページ3

こうなるってわかってた

わかってたけど!


「キャーやばいやばい!」

「なにあの4人!」

「翼と忍もいいけど、いいけど!」

「めっちゃカッコイイーーー!」

校門に現れた4人の男子に女子の目は釘ずけ。

もちろんその4人とは

若武、上杉くん、黒木くん、小塚くん

これは逃げた方がいいな。

と思ったその時

「おー!翼と忍じゃん!」

と言う若武の声が耳に入ってきた

これはまずい。かなりまずい。

「おー若武達じゃん。」

「おはよー」

仲良さげに話すキラキラ男子6人に

女子は人生で今が1番幸せです。とも言いそうなくらい目を輝かせている

こ、ここは逃げないと、公開処刑になる。

玄関に向かって走り出した次の瞬間

ドンッ

誰かにぶつかった

「ご、ごめんなさい」

「あぁ?」

、、、まさかの不良。

金髪でピアスをつけてる男子の目は怒りに燃えていた

あ、あの人達にイラついてるのかな。

あんだけ女子にキャーキャー言われてたら、そりゃあムカつくよね。

じゃない!この状況はかなりやばい。

ムカついてる不良にぶつかるとか、、、今日は人生の終わりの日かもしれない


「あぁ?聞こえねぇんだよ。無視かよ」

その男子は
私の制服のえりをグイッと自分の方に寄せた

こ、怖い、

恐ろしいほどギラギラした目がこちらを見ている

「ご、ごめんなさい、、、」

「あぁ?だから聞こえねぇって、、、

ウッ」

男子が倒れて私の襟が解放された

突然の出来事に何が起きたのかと周りを見ると、

恐ろしいほどニコニコしながら不良を見つめる若武達がいた

「あーや、大丈夫?」

ただ1人心配そうにこちらを見る小塚君に私はニコッと笑った

「全然大丈夫。ありがとう」

本当は大丈夫じゃないけど

若武達に聞こえたらボコボコにしそうな勢いだし、心配かけたくないから、大丈夫ってことにしておいた

「ならいいけど、、、」

小塚くんの心配そうな目は若武達に移った

不良の胸ぐらを掴んでいる若武、そしてそれを黒笑で見つめる黒木くん達。

不良男子は青ざめていた。

こ、これ以上はやめた方がいいかも。

私は小塚君にその場を任せて先生を呼びに行った

「おい、そこの不良。うちの生徒に何をしたんだ!」

先生の声にさらに青ざめる不良男子。

若武はちゃんと胸ぐらを掴んでいた手を離していた

小塚君、ナイス。

不良男子はその後警察に連れてかれた。

そして私はその後

女子達の怖すぎる視線を浴びせられた

女子の嫉妬物語→←○○物語の始まり



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あんる - オモシロスギイイイイイイイイイイ!!! (2021年2月6日 22時) (レス) id: b5a6c39a44 (このIDを非表示/違反報告)
穂乃花 - オモロ (2020年8月3日 9時) (レス) id: 9ca767eafd (このIDを非表示/違反報告)
アル@Project KZ - 面白かったよん♪ (2019年8月18日 13時) (レス) id: c93556c612 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ@Project KZ隊長(プロフ) - Anriさん» ありがとー!これほぼ更新停止してるけど笑 (2019年8月17日 19時) (レス) id: adba53847b (このIDを非表示/違反報告)
Anri - 面白かったーーーーーーーーーーーーーーーーーー!これからもがんばってね! (2019年8月17日 7時) (レス) id: 4ab380422b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みなみ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/manyamanya1/  
作成日時:2019年6月28日 17時

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