お天気少女とヒミツの関係【勇次郎】

24枚目。 ページ25

勇次郎side。









こいつ…今なんて言った…？









染谷勇次郎？？









俺じゃん…俺じゃん！！！←









勇「俺じゃん。ならいいんじゃないの？」









あ『…ふふっ…嘘ぴょーん、好きな人なんていないんですー。思い上がらないで』









勇「ﾁｯ」









あ『あらぁ？アイドルがそんなことしていいのかなぁ？？』









そう言いながら、にこにこと笑っている彼女。









さっきは、眠そうにしてたのに、コレである。









本当になんなんだ、こいつは…。









勇「はぁ…もういい。じゃ、俺、寝るから」









本当、調子狂う。









彼女を抱きしめてた手を離して、身をよじらせ反対方向を向いて横になる。









すると、後から抱きつかれる感覚。。。









勇「ねえ…本当になんなの。お前はどっちなんだよ…」









あ『ふふっ…分かんないけど今は、じっとしてて？』









私、抱き枕がないと寝れないんだ〜とか言ってるし。









もうさ…生き地獄。。。









後には好きな女。



ここは、ベッド。





することなんて、1つくらいなのに。



それが今は、禁じられてて。







でも、その女は、こっちの気なんて知らずに抱きついてくる。









はぁ…

何回目のため息なんだろう…









そんなことを考えていたら、後から規則正しい寝息が聞こえてきた。









あ『zzZ…zzZ…』









勇「もう寝たの…？」









寝れると思う？とか言ってたのに…。









改めて、彼女の方に向き直ってみる。









顔は…可愛いと思う。かなり。





モデルとか、アイドルとかにいそう。






それに、さらさらな髪の毛。






よく考えてみれば、今日、同じシャンプー使ってるんだよなぁ…






ほんのり赤くなってる頬をつっついてみる。









あ『んっ…愛蔵…』









勇「そこは普通、勇次郎じゃないの…？」









あ『そめやん…？www』









勇「起きてんじゃねーか」









あ『バレたか〜、ま、おやすみ』









勇「ちょっ…」




今度は、彼女の方を向いていたせいで、正面から抱きしめられ、抱き枕にされた。







もう理性が…、、、寝よ…









勇「おやすみ」









あ『ん…すき』









勇「っ！？」









あ『嘘。おやすみみたブー』









本当になんなんだよ、お前は。

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