好きスキKiss ページ3
愛蔵side。
俺の彼女は、アイツの彼女。
アイツの彼女は、俺の彼女。
ここで言うアイツとは、ムカつく相方。
LIP×LIPの片方。
染谷勇次郎のことを指す。
あ『勇次郎ーキスしよー』
勇「普通それ言う?」
あ『いいじゃん、言ってもwwね、早く…』
勇「目閉じて……んっ、、」
愛「……」
俺が目の前にいるのに普通にアイツとキスし出すし。
もちろん、そんなとこ見たくないし、して欲しくもないけど。
嫉妬だって普通にあるし、そのことを許してるわけじゃない。
けど…
あ『愛蔵……来て』
愛「ん?」
あ『ふふ、、あったかーい』
ぎゅっと抱きしめてくる彼女とか見てると、ねぇ??
許してはないけど…いいみたいな。
事の発端は、俺たちがAに告ったタイミングが同時だったこと。
その時、Aはどちらともと付き合いたいと言い出した。
彼女としては、選べなかったらしい。
どっちともキスしたい、あわよくば…なんて言い出すから。
最初はもちろん違和感ありありで、こんなことあっていいわけが無いとか思ってた。
でも、最近ではこれが普通になり始めてる。
俺も、アイツも、Aも"スキ"って気持ちは同じなんだ。
あ『ねぇ…勇次郎?愛蔵?』
勇・愛「「ん?何?」」
あ『今日…3人でお泊まりしようよ』
勇・愛「「は?」」
突然何を言い出すんだこいつは。
恋人同士がお泊まりって…
愛「それ、意味わかってんの?」
勇「前言撤回は無しだよ…?俺らに何されてもいいわけ?Aは、それで後悔しない?」
あ『わ、わかってる…わかってるから!!』
顔を赤らめて俯く彼女。
これは…分かってんのか。
Aの手を引っ張って腕の中にそのちっこい体をおさめる。
愛「大胆…顔真っ赤だよ…そんなんで本当に大丈夫?」
あ『大丈夫だよ…たぶん』
それを見て勇次郎も負けずと、Aの手を引いて前からぎゅっと抱きしめた。
Aを取られて、悔しい。でも、その分、後でたくさん愛してやる。
勇「ほんと、、もう好き、結婚しよ」
あ『それはしないけど、私も好きです…染谷くーん』
勇「何その呼び方ー」
愛「見てらんねー」
あ『あ、愛蔵!!どこ行くの!?』
愛「自販機」
あ『私も行く!』
勇次郎に目をやると、俺は行かないとのこと。
じゃ、丁度いい。
これはチャンスだ。
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かなやなか(プロフ) - アゲハさん» ほんまですか?!ありがとうございます!!なるほど〜愛蔵くんええですよね〜!新作でも今は勇次郎ですけど、もうすぐ出てくれると思うんで、楽しみにしちょってください!笑 (2019年8月17日 2時) (レス) id: caa16effcf (このIDを非表示/違反報告)
アゲハ - 新作読ませてもらってます。続き楽しみにしてます。もしよろしければ、イケメン系彼女との出会いとか学校生活とか読みたいです。次に小説化するのであれば、候補に入れてください(笑 愛蔵大好きなので(笑笑 (2019年8月16日 20時) (レス) id: 626aaf7bec (このIDを非表示/違反報告)
かなやなか(プロフ) - アゲハさん» え、それは嬉しい限りです!!!繰り返し読んでいただけるのって、すごいほんとに嬉しいんですよね…作者側からすると(すごい!我の語彙力欠如してるぅ) (2019年8月12日 6時) (レス) id: caa16effcf (このIDを非表示/違反報告)
かなやなか(プロフ) - みんみんさん» します泣)小説化しますよ!!!夏休み中には!!! (2019年8月12日 6時) (レス) id: caa16effcf (このIDを非表示/違反報告)
かなやなか(プロフ) - サクラ?さん» すごくコメント返すの遅れてすみません…好きスキkissの存在忘れかけてたとか言えないなーうん!!(((更新頑張るので、通知来たら「あ、あいつやっとかw」くらいの気持ちで待機お願いします((( (2019年8月12日 6時) (レス) id: caa16effcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かなやなか | 作成日時:2018年3月11日 8時