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もうあの日から3日。


今日は涼介が亡くなる日、


俺らはICUに行くことにした。



「入れてください。」


俺は優先生に頭を下げた。


医「仕方ないですね、
分かりました。了承します。」


圭人「行こ!!」



入ると、涼介は天井を
じーっと見ていた。


慧「涼介、」


涼介「なにしに来たんだよ。

今更。」


裕翔「何で、言ってくれなかったの?」


涼介「迷惑かけたくなかったから、」


光「何でだよ、俺達の弟じゃん。」


涼介「なんで弟とか言うの?

今日で会ったの4.5年ぶりだよね?

いつも家に1人。

圭人も帰ってきても、
またすぐどっか言っちゃう。

みんな侑李につきっきりで、

俺には誰1人構ってくれない。」


雄也「ごめんなさい。」


涼介「もういいよ、
俺は、大丈夫だから。」


医「それでは、始めますね。」


涼介「お願いします、」


涼介「あとさ、侑李には
よろしく言っといてよ。

俺の大事な弟だからね。」


医「いいですか?」


涼介「はい。」


大貴「嫌だ!! 俺、涼介のこと
知ってたのに、何も出来なかった!!」


涼介「そっか、」


涼介「みんな、俺は大丈夫だから。

さようなら、」


カチャ


涼介の器具などが
外された。


ピンポーンピンポーン


そして画面に映っていた
数字は0になった。


線も真っ直ぐ。


それを見て、
涼介は本当に
死んだんだと、実感させられた。

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 病系 , 山田涼介   
作品ジャンル:泣ける話
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JUMPLOVE - また泣きました(;〜;)真奈さんの文才、少しでもいいので分けてもらえませんか?笑笑もうマジで応援してます!!!!頑張ってください!!!!!!! (2018年9月16日 0時) (レス) id: f4e667ae46 (このIDを非表示/違反報告)
赤色さん - ヤバイです!めっちゃ感動しました!私涙もろくないのに泣いてしまいました!素敵な小説ありがとうございました (2017年9月9日 17時) (レス) id: 6c7794c308 (このIDを非表示/違反報告)
お か も と け い と 。(プロフ) - いつも読ませていただいてます、もう、涙止まりません…!!どうやったら、こんな感動作をかけるんですか!? (2017年9月6日 22時) (レス) id: 2633a3dd45 (このIDを非表示/違反報告)
山田真奈(プロフ) - 山田みおんさん» 分かりました! 無理しないでくださいね。 (2017年9月2日 22時) (レス) id: ca478a9de6 (このIDを非表示/違反報告)
山田みおん - もしかしたら明日投稿できるかもです! (2017年9月2日 22時) (レス) id: a91e9bc6c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山田真奈 | 作者ホームページ:http//  
作成日時:2017年8月23日 0時

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