みんな、俺は大丈夫

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慧side


今日も仕事が終わって、
侑李の病院に来ている。


でもなんかさ〜


大ちゃんが最近おかしいんだよね〜


絶対隠してる。


ｶﾞﾗｶﾞﾗ


びっくりした〜


医「大切なお話があります。」


堅苦しい表情で入ってきたのは
優先生。


宏太「どうしたんですか？」


医「皆さんの大事な家族…

あ、家族なんて言えないですよね、」


雄也「なに言ってるんですか？」


医「薮涼介､､､」


涼介？


医「皆さん覚えてますか？

大事な大事な弟さんの。」


「覚えてるに決まってるじゃん。」


医「それはどういう意味でですか？

話によると、4.5年会ってないみたいですね。」


それをどこで､､､？


医「涼介さん、入院してるんですよ。

ここに。

そして3日後には亡くなります。」


圭人「どういうことだよ､､､」


医「急性脳腫瘍を患ったんです。

２ヶ月前くらいに、

手術したんですけどね。

腫瘍が大きくて、


前から余命宣告はされてたんです。

あと３週間くらい。


もう涼介さん、酸素マスクや
いろんな器具がなきゃ
生きていけないんです。


でも涼介さんは自ら
外してほしい。と
僕に言ってきました。


それを決心させたのは
紛れもなくあなた達何ですよ。」


大貴「涼介死んじゃうの､､､？」


医「覚えてますか？

皆さんに電話がかかってきた
はずですよ。」


電話､､､？

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