3話 ページ3
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夜は明けて朝になり、
私はラント君と協力して、皆に朝食を作っていた
ジンペイ「Aと会長のメシ美味ぇ!」モグモグ
ハムとチーズを挟んだパンを美味しそうに食べるジンペイ君
コマ「だふぇ〜!(だね〜!)」モグモグ
マタロウ「焼き加減もバッチリだし!」
ラント「Aと共に作ったから当然だ」
『気に入ってくれて良かったよ!
(今世では料理も上手くなっていて良かった〜!)』
褒めてくれたコマ君達に向けて、私は照れ臭そうな表情を向けた
クウカ「(ラント君、ジンペイ君達と仲良いよね…
気のせいかな……)」
クウカ先輩の方を見やると、どこか不服なのか眉尻を下げている
『クウカ先輩♪』ニッコリ
クウカ「えっ!?あぁ、何!?////;」
私に話しかけられたのがそんなにビックリなのか、クウカ先輩はベンチを立ち上がった
ラント「君の分だ」
ラントと私はそれぞれ自分で作ったパンを紙に挟むと、クウカ先輩に手渡す
クウカ「あっ…ありがとう!//」
クウカ先輩は頬を赤く染めて、嬉しそうにパンを受け取った
『えへへ…、どういたしまして!///
先輩、冷めないうちに食べてくださいね!』
喜んでいる私と違って、ラント君はトコトコと無言で戻る
クウカ「(ラント君はウチに対して他人行儀だけど……
Aちゃんは、本当に誰にでも優しく接してくれる///
まぁ、Aちゃんはそれが普通なんだろうけど………)」
クウカ先輩は私のことを見つめると、複雑そうに微笑んだ
ジンペイ「さ〜て!朝飯も食ったし!今日は何しよっかー!」
コマ「そうだね〜…」
コマ「Yぺディアによると…」
コマ君は自身のスマホを使って何かを調べる
コマ「ワイワイキャンプエリアには、色んなキノコが生えてるらしいよ!
キノコ狩りも出来るんだって!」
ジンペイ「へぇ〜!
そういえばマタロウは、キノコゾンビになった事あったよなー!」
『あぁ、七不思議の時でね〜』
マタロウ「思い出させないでよ!;」
私達はもやもやと想像してた友道君のマタロウ君を、マタロウ君は腕を振ってそのもやもやをかき消した
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あこ(プロフ) - 初コメ失礼します。面白すぎて一気読みしてしまいました!やっぱ愛され夢主最高...。これからも無理しない程度で更新頑張ってください!!! (2021年11月14日 15時) (レス) id: 4686a1bd88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年11月6日 3時