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4話 ページ10

『それって、どういう意味ですか?』



メラ先輩の意味深な発言に、私は質問した



メラ「俺がアイツと初めて会ったのは、6歳の時だ」



メラ先輩は、自分の過去を話し始めた




____




NOside

(過去)



悪ガキ《お前生意気なんだよ!》


メラ《っ………!》



三人の悪ガキの一人は近くに落ちていた鉄パイプを拾い上げた



悪ガキ《ヘッ…これならどうだ!》




その鉄パイプはメラに直撃する……



ガシッ!




メラ・悪ガキ達《《《!?》》》



獅子黒《………》



その鉄パイプを掴んで止めた人物とは、あの獅子黒だった



悪ガキ《チクショー!行くぞ!》ダッ



そう言い残して悪ガキ達はこの場を去っていった




メラ《お…おいお前!誰が、助けてくれと頼んだ!?》




獅子黒《助けたんじゃない、こいつが喧嘩に使えそうだった


…それだけだ。あばよ》スタスタ



メラ《待て!》ダッ!



その時の獅子黒の後ろ姿が、メラには輝いてるように見え


メラは獅子黒の後をついていった

 



メラ《俺に喧嘩を教えてくれ!》


獅子黒《フッ……そいつは面白そうだ》





それから、特訓の日々が続いた




獅子黒《おい、どうした!!スローモーションの練習か?》


ある日はタイヤの付いたロープを腰に巻いて引きずり





獅子黒《そんな動きじゃ、蚊に刺されちまうぞ!!》


ある日は、自分の拳を容赦なく獅子黒にぶつけたりした



メラ《うぉりゃぁぁあ!!!》




そしてメラは、確実に力を付けていった




メラ《ハァ、ハァ》



獅子黒《…根性だけは、一人前の様だな


ほら、飲め》



獅子黒から牛乳瓶を受け取り、メラはゴクゴクと飲んだ





……だがメラは強くなるうちに、最初の目的だった悪ガキ達への仕返しなんて


どうでもよくなってしまったのだ




____





そして、ある日…




獅子黒は悪ガキ達の前に立ちはだかったのだ



獅子黒《お前がやらないなら、俺がやってやるよ》



悪ガキ達《ヒィィ…》



すると……



メラ《やめろ!!》バッ



それを見たメラは、大慌てでその間に割り込んだのだ




悪ガキ《お…お前……》



獅子黒《…………フッ》




____

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設定タグ:妖怪学園Y , 妖怪ウォッチ , 愛され・転生   
作品ジャンル:アニメ
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アイスクリーム - とっても面白いかったです!ちゃんとギャグ?なども入れてて面白いかったです!これからも頑張ってください! (2021年9月20日 9時) (レス) id: 3c8d8e836b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スタースト | 作成日時:2021年9月20日 5時

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