3話 ページ9
するとネナさんはメラ先輩に向かってこう言った
ネナ「あの…あなたがタピオカドリンク店に並んでいた時、
すぐ近くでトラックの横転事故がありましたよね?」
『(お、ネナさん良い質問!!!)』
獅子黒「…………」
ネナ「誰か怪しい人を目撃しませんだしたか?」
メラ「……し…知らねえな。その事故と俺は無関係だ
行くぞ。獅子黒」
メラ先輩は獅子黒に声をかけ、そのまま屋上から出ていってしまった
私はその姿を黙って見つめる
『…………行っちゃったね……』
ネナ「…獅子黒、って…?」
そのネナさんの後ろで、コマ君とマタロウ君とフブキちゃん、そして私がコソコソと話しあう
フブキ「今の反応見た?」
『うん、何かおかしかったね…』
マタロウ「まさか、透明ヤンキー黒沢の正体って…」
コマ•フブキ「「えっ!?」」
すると、ジンペイが私達の会話に割り込んできた
ジンペイ「おい…ちょっと待てよ!メラは悪い奴じゃねえぞ!」
コマ「いや、メラ君は悪い人じゃないと思うけど……獅子黒君は?」
ジンペイ「え?」
マタロウ「メラ先輩の子分だって事以外、何も知らないよね?」
マタロウ君がそう言うと、ジンペイ君は黙り込んでしまった
____
[公園]
メラ「…………」
獅子黒「…親分……」
メラ「気にすんなよ……」
獅子黒「しかし…」
メラ「はぁ……うるっせえな…どっか行け」
後を追っていた私とジンペイ君は、メラ先輩の元に駆け寄っていく
ジンペイ「おーい!」
『メラせんぱ〜い!』
メラ「アニキ……と
A…///」
またしても顔を赤くしているメラ先輩←
ジンペイ君はメラ先輩の隣のブランコに座り、私はブランコの外の方で立っていた
メラ「…アニキ達も疑ってんのかよ?俺の事」
ジンペイ「疑ってる」
『はい……』
ジンペイ君と私は目を閉じてそう言う
メラ「………」
ジンペイ「お前…本当は彼女いるだろ?」←
『先輩…. 本当は彼女いますよね?』←
メラ「そっちかよ!!」
トラックの事ではなく全く違う事を私とジンペイ君が聞いてきたので、メラ先輩は思わず突っ込んだ←
ジンペイ「なあ、メラと獅子黒ってどういう関係なんだ?」
メラ「まあ、色々と複雑なんだよ
アイツは、俺の子分っていうか…親分だったって言うか……」
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アイスクリーム - とっても面白いかったです!ちゃんとギャグ?なども入れてて面白いかったです!これからも頑張ってください! (2021年9月20日 9時) (レス) id: 3c8d8e836b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年9月20日 5時