8話 ページ50
だが、私達と違ってUGさんはえんら先生の言葉には頷かず、
ベッドに横たわる生徒達を見つめていた……
____
[ゲーム研究会 部室]
UG「はぁ……自分のゲームのキャラが人を傷付けるなんて……あってはいけない事だよ……」
『UGさん…』
落ち込んでいるUGさんを心配そうな目つきで見つめる私
フブキ「ダークアサシンが現れたのって、一体どういう事なの?」
マタロウ「誰かがダークアサシンのコスプレをして、ゲームの真似をして襲っているとか?」
UG「まだテストプレイを始めたばかりのゲームだし、コスプレするには早過ぎると思うけれど……」
マタロウ君の考えを小さな声で否定するUGさん
すると今度はフブキちゃんが自分の考えを口にした
フブキ「襲われた人達に、共通点はないんですか?
もしゲーム研究会の人達ばかりだったら、ゲームで嫌な事があって逆恨みしてる、とか…」
UG「保健室に行った時、運ばれた人達を見たけど……ゲーム研究会のメンバーは居なかったね」
ジンペイ「要は、ダークアサシンを生け捕りにすればハッキリするって事だろ?」
すると、UGさんは考えるように顎に指を添えて呟いていた
UG「フブキさんの言った"襲われた人の共通点"……何か引っ掛かって____」
そして突如……
ピロリロリン、ピロリロリン!
またしてもスピーカーから、あの警報が鳴り響いた
《ダークアサシンが学園長室に現れました。
制限時間3分以内に討伐して下さい》
『「「「学園長室ぅぅ!?!」」」』
____
[学園長室]
すぐさま、学園長室に向かった私達
ジンペイ「学園長!!」
ジンペイ君は扉を思いっきり蹴り飛ばす
そこには、苦しそうにお腹を抱えて呻いてる学園長の姿があった
ジンペイ「学園長!」
マタロウ「あっ!…あれは……」
そこにはYの形をした大きなテーブルの上に立つ、ダークアサシンがいた
ダークアサシン「……」
ジンペイ「出やがったな、ダークアサシン!!」
《制限時間を過ぎましたので、戦闘を解除します》
ダークアサシンは、あの時と同じよう逃げようとしていた
『待……!』
私が言葉を言い終わる前に、ダークアサシンは学園長室の窓を破って逃げてしまった
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アイスクリーム - とっても面白いかったです!ちゃんとギャグ?なども入れてて面白いかったです!これからも頑張ってください! (2021年9月20日 9時) (レス) id: 3c8d8e836b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年9月20日 5時