転生愛され少女とワイワイ日記 Part3【妖怪学園Y】【Nとの遭遇】

9話 ページ15

『メラ先輩にも、可愛い所があるんですねぇ〜』←ﾂﾝ､ﾂﾝ､ﾂﾝ



メラ「な、何ィイ！！何言っているんだぁぁあ！！


あと、そのツンツン、ヤメロォォオ！！！/////」



私はメラ先輩をつつきながら、笑みを浮かべてからかうと


メラ先輩は最大級に顔を真っ赤にさせて大声で叫んだ←




しかし____




ヌキオ「違う……僕が求めているのは、こんなお涙頂戴の美談なんかじゃない…！！



もっと過激なスキャンダルなんだあぁぁぁ！！！」



ネナ「ぶ…部長！？；」



様子がおかしいヌキオさんから放たれる禍々しいオーラに


臼見沢先生の髪の毛が、虫のように蠢いて潜り込んだ




すると、そのオーラが凄まじい威力の炎に変化し、一瞬犬の顔の様な形が見えた



『何！この熱さは！？』


ジンペイ「なんだこりゃ！？」



炎のオーラを完全に抜き取られたヌキオさんは、力尽きたかのようにその場に倒れる




そのオーラは、怨霊"スキャンダルメシアン"となり雄叫びを張り上げた



スキャンダル「ウオォォオォン！！」



『人のオーラが怨霊になったの？！』




メラ「皆、離れてろ！！ここは、俺と獅子黒で片を付ける！」



メラ先輩は獅子黒とともに前に出る




だがスキャンダルメシアンは再び雄叫びを上げると、口からオレンジと紫の炎を吹き出す



その炎はメラ先輩達を、あっという間に炎の渦に呑み込んでしまった



メラ「ァチッ…」


獅子黒「クッ…！」




コマ「どうやら、メラ君よりも強力な炎の使い手見たいだ…」



『メラ先輩にとっては強敵だね……！！；』






メラ「クッソ！立ってるだけで力が奪われていくみてぇだ…！」



獅子黒「何という妖力…」ｶﾞｸｯ…




メラ「この絶望感……


フッ…あの日と同じだな……お前と再会した、あの日と……！」




____





No side


8年前____



塾に火事が起き、メラは中に残っている妹の為に中に入っていった





メラ《ヒノコ――！！何処だ――！！》



メラは建物の中を歩き回るが、ヒノコの姿は一向に見当たらない



メラ《ｺﾞﾎｯ､ｺﾞﾎｯ………駄目か…》




すると、急に向かいの壁が激しい音を立てて突き破られる




メラの目の前には、なんと死んだはずの獅子黒が立っていた



メラ《獅子黒…！生きてたのか！？》



獅子黒《お前の実力は、この程度か？》



メラ《はっ____》




____





獅子黒【いつか、本当の勝負の時が来る。覚えておけ】




____

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