21話 ページ8
タツアキ「フブキが完成させたと聞いて、すごく誇らしかった
フブキは、パパ以上の科学者になると思ってたからな
異星人の地球侵略が解決したあともすぐに家に戻らなかったのは、被害が大きい地域で"支援活動"をしていたからだ」
フブキ「そうだったんだ…
でも、それなら連絡くらい欲しかったっ……!」
そう口にしたフブキちゃんの目が潤み始め、目尻に涙が溜まる
フブキ「ずっと会いたかったよ………!」
フブキちゃんの叫びを聞いて、タツアキさんは眉尻を下げて弱々しく話した
タツアキ「私はフブキに会うのが怖かった。
家族を傷付けた自分がどんな顔で会えばいいか、分からなかったんだ……!」
タツアキ「これまでごめんっ……!!」
フブキ「パパ………パパ!!」
タツアキさんはギュッと目を瞑って頭を下げる
フブキちゃんは大好きな父に抱きついて泣きじゃくり、タツアキさんもギュッ…と抱きしめた
フブキ「パパのばかぁ………っ!!」
その後ろにいるみんなは、この光景を目の当たりにして号泣
ジンペイ「よ゛がっだなあ゛〜〜ッ!!」←
マタロウ「フブキさん嬉しそう……!」
マタロウ君、コマ君は涙を流し、ジンペイ君は相変わらず涙腺崩壊してるような泣きっぷりを見せてくれた
『よかったね……フブキちゃん』
私は抱きしめ合っているフブキちゃんとタツアキさんを見て、口元に笑みを浮かべていた
フブキ「信じる心が足りなかった……
あなたの言う通りだったわ……ごめんなさい」
素直ににんぎょの言ったことを認め、申し訳なさそうに謝るフブキちゃん
そんなフブキちゃんににんぎょは優しく笑いかける
にんぎょ「いいのよ。ステキなお父さんね」
フブキ「うん!大好きなパパ!」
その瞬間、にんぎょの身体が眩しい光を放ち……
ニンギョ「私の歌でお眠りなさい!
"ニンギョレディ"!」
ピンクのアーマを身に纏い、魚のような尾びれを持つイニシエHERO"ニンギョレディ"が誕生!
マタロウ「クールビューティーな新ヒーローキターッ!」
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千鶴(プロフ) - 続きが気になりすぎるぅぅ(>罒<;//)早く続きを読みたいけど終わって欲しくない気持ちもある…。番外編とか日常とか読んでみたい。完結までずっと追いかけます!頑張ってください!!! (2022年2月23日 1時) (レス) @page49 id: a221853f3a (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 凄すぎるうううううううう!!! ここまで続けられている作者様が凄すぎて言葉が出ないです! 応援してます!!! (2022年2月11日 9時) (レス) @page9 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月11日 4時