19話 ページ6
______父親の無実の証拠を探し始めたフブキちゃんのもとに、一本の電話がかかってくる
____
フブキちゃんはタツアキさんが入っていた研究所に呼ばれ、廊下を歩いていた
しばらく歩いて、フブキちゃんはある扉の中に入ると…
フブキ《………!》
薄暗い空間の中には、まだ未完成だが超大型のロケット____
マゼラを消滅させたあの"ハカイヤーDX"があった
フブキ《っすごい………!、……あっ》
気配を感じ取り横を振り向くと、そこには見覚えのある人物がいた
フブキ《(山野博士…パパの上司で事件の関係者……)》
山野《単刀直入に言う
キミに、次世代ロケットの研究を引き継いで欲しい》
フブキ《え?》
山野博士からの唐突な頼みごとに、フブキちゃんはキョトンとする
山野《これはお父さんの意思だ》
フブキ《私がパパの研究を……!?そんなこと____》
フブキ《(…でもこれは、真相を突き止めるチャンス……!)》
山野《キミも知りたいんじゃないのか?
ここで何が起こったのか》
フブキ《!》
こうして、フブキちゃんは次世代ロケットの研究を手伝い始めることに
フブキ《(メカはウソをつかない
メカは私のやりたいことに必ず応えてくれる
ロケットの研究はすごく楽しい……!)》
《フブキさん。今日も頑張りましょうね!》
フブキ《はいっ!よろしくお願いします!》
フブキ《(みんなとてもいい人たち。山野博士もすごい人だ……!》
フブキちゃんは研究員の人達と協力しながら、ロケットの開発に精を出していた
けど……
フブキ《(ねえ、犯人は本当にこの中にいるの……?)』
フブキちゃんの心のどこかには、影が付きまとっていた____
____
マタロウ「……フブキさんが人を信用出来ないのは
お父さんに罪を着せた人がいるって言う疑いを持っていたからなんだね」
フブキちゃんが人を信用しない理由が分かった私達
背を向けて少し離れた位置に立っているフブキちゃんはこう言う
フブキ「……私は仲間として研究を続けながらも、どこかで周りの研究者たちを疑ってきた」
『……ねぇ、その時に研究員の人たちに対してどう思ったの?
聞かせて、フブキちゃんの"本当の気持ち"を』
私が真剣な顔つきでそう尋ねるとフブキちゃんはこう答えた
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千鶴(プロフ) - 続きが気になりすぎるぅぅ(>罒<;//)早く続きを読みたいけど終わって欲しくない気持ちもある…。番外編とか日常とか読んでみたい。完結までずっと追いかけます!頑張ってください!!! (2022年2月23日 1時) (レス) @page49 id: a221853f3a (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 凄すぎるうううううううう!!! ここまで続けられている作者様が凄すぎて言葉が出ないです! 応援してます!!! (2022年2月11日 9時) (レス) @page9 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月11日 4時