15話 ページ43
ラント「言っておくが、"実は地底人だった"などという茶番は通用しないぞ!!」
ラナ「そんなバカげた種明かしはしないわ」
ラント君が鋭い声を飛ばすと、ラナ先輩は冷静にそう返し、自分の正体について口にする
ラナ「実は、わたしは……」
ラナ先輩の言葉に、私達は息を呑んで言葉を待つ
ラナ「はるか古代からやってきた____
"古代人"なのです!」
「「「「『ズコォッ!!』」」」」←
少しの間だけ沈黙したのち、私達全員が同時にズッコケた←
フブキ「地底人じゃなくて古代人!?;」
マタロウ「ほぼ一緒だし!!;」
みんなが驚きを隠せない中……
翼夜《古代人………?》
エルゼ《……えっ?》
『翼夜さん?』
"古代人"という言葉に翼夜さんは反応していて、エルゼちゃんと私は不思議そうに彼女を見た
ラナ「あと一歩というところでバレてしまうとは……」
ラナ先輩は不敵に笑って扇子を閉じると、ウォッチを構える
ラナ「変身!!」
そして、メダルを取り出してセットし、ベゼルを回す!
すると、ラナ先輩の緩く編んだ髪の毛が先の方から水によって解けていく
その水は体全体に広がり、目元が隠されると、腕や足などを包んでいた水が弾けて………
アマテライア
アマテ「数多煌めく、アマテライア」
あっという間にアマテライアに変身完了した
コマ「変身した!?」
アマテ「あなたたちの本気を見せていただけます?」
豪万蛇「どういうことだ!!」
アマテライアは私達に向かってそう言い、スグル先輩は上を見上げながら鋭く言った
アマテ「こういうことよ」
アマテライアは両腕を開くと、水色に輝くオーラを身体から放出
そのオーラは辺りに広がり、私達の所にまでやってきていた
ジンペイ「なんだ!?」
すると、オーラは私達の身体に接触し、その瞬間に身体から力が奪われていく感触を感じる
ラント「くっ…!」
ジンペイ「うわっ!!」
『うぅっ……!』
アマテ「私の癒しオーラは、攻撃に使えば相手の力を奪うこともできるのよ」
アマテライアはそう言うと、そのオーラを放出するのを止める
豪万蛇「っ…!おのれ……!」
ジンペイ「くそ……こうなったら!A!」
『うん!』
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千鶴(プロフ) - 続きが気になりすぎるぅぅ(>罒<;//)早く続きを読みたいけど終わって欲しくない気持ちもある…。番外編とか日常とか読んでみたい。完結までずっと追いかけます!頑張ってください!!! (2022年2月23日 1時) (レス) @page49 id: a221853f3a (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 凄すぎるうううううううう!!! ここまで続けられている作者様が凄すぎて言葉が出ないです! 応援してます!!! (2022年2月11日 9時) (レス) @page9 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月11日 4時