4話 ページ32
私に続いたマタロウ君の問いかけに、オウジロウ先輩が答える
マタロウ「…今回の騒動は、すべて地底人が仕組んだこと?」
マタロウ君がそう呟くと、それきチアキ君がすぐさま反応する
チアキ「でも目的が分からないっしょ
…それにもどうしてAのことを知っていたのか………そこが疑問っしょ」
ノズチカ「確かにな……そいつはこの学園の内紛による崩壊を狙っているのか?」
ノズチカ先輩がそう口にすると、ジンペイ君たちが表情を険しくした
ジンペイ「だったら、そいつを探し出してやっつけるしかない!」
コマ「手分けして情報を集めよう!」
『そうだね!』
こうして私達は、知帝 来人の情報を集めることになった____
____
NOside
静かな教室に、椅子に座って作業をしているライムは、一人でパソコンを使って作業をしていた
ライムがキーボードを打ち込んでいると、ガラッと後ろの扉が開き、誰かの足音が近づいていく
ラナ「ねぇ、魔神ウォッチに改良を加えてほしいの」
ここに入ってきた人物とはラナで、話しかけられたライムは振り向く
ライム「いいけど、どうして?」
ラナ「必要になる気がするの…
未知の力を引き出すために」
ライムの問いかけに、ラナは扇子を口元に持ち上げてそう告げた
ライム「………」
____
[学園長室]
私はスグル先輩とジンペイ君、マタロウ君、チアキ君、ラナ先輩の6人でタマヨ学園長に話を聞きに来たのだ
畳の上に私達は正座し、目の前でお茶を点てているタマヨ学園長を見ている
ジンペイ「あれがタマヨ学園長……?なんかきつそうな人だな!(小声)」←
マタロウ「しーっ!;(小声)」
『そんなことを言っちゃダメだよ!;(小声)』
あまりにも失礼すぎるジンペイ君の発言に、マタロウ君は慌てて口に人差し指をつけ、私はきちんと注意する
点て終えたタマヨ学園長がお茶を差し出した
豪万蛇「お先に」
スグル先輩は一礼してからお茶に近づく
豪万蛇「お点前、頂戴いたします」
スグル先輩はそうお茶を手に取ると、右手で左に3回回してから音もなくお茶をすする
スグル先輩はお茶を全て飲み干すと、静かに口を離した
豪万蛇「………おいしゅうございまし____」
ジンペイ「にっがーーーっ!!」←
スグル先輩の言葉を遮り、ジンペイ君が声を大声を上げた
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千鶴(プロフ) - 続きが気になりすぎるぅぅ(>罒<;//)早く続きを読みたいけど終わって欲しくない気持ちもある…。番外編とか日常とか読んでみたい。完結までずっと追いかけます!頑張ってください!!! (2022年2月23日 1時) (レス) @page49 id: a221853f3a (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 凄すぎるうううううううう!!! ここまで続けられている作者様が凄すぎて言葉が出ないです! 応援してます!!! (2022年2月11日 9時) (レス) @page9 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月11日 4時