3話 ページ31
知帝《舐めてはならぬ!!
中等部と、アイスの蓋だけはッ!!!》←
豪万蛇《……!?;》
すごい剣幕で知帝に指をさされて言われ、流石の豪万蛇も驚いてしまった
しかし知帝は気にすることなく話を続けた
知帝《ヤツらの力は並大抵のモノではありません
目には目を。歯には歯を。ウォッチにはウォッチを
そして、中等部の竜世Aさんという方を引き入れれば、高等部の品位も上がることでしょう》
豪万蛇《!?
(Aだと………!?)》
この頃から豪万蛇はAことを気にしていたので、いきなり彼女の名前が出てきて反応しない訳がなかった
すると知帝は豪万蛇の左腕をつかむ
知帝《この"魔神ウォッチ"で奴らを仕留めるのが妙案かと思いますが?会長》
知帝は黒い顔で笑いながら豪万蛇の左手首にあの"魔神ウォッチ"をつける
豪万蛇《……》
豪万蛇はつけられた魔神ウォッチを黙って見つめていた
____
Aside
豪万蛇「あの知帝という男がいなければ、我々は魔神ウォッチの力も得られなかった
中等部との抗争も、Aの引き入れも考えなかっただろう」
スグル先輩は腕を組んでそう言うと、私の方を向いて更にこう話す
豪万蛇「知帝はAのことを、詳しく知っているようだった
憶測だが、奴はAの事を狙っているかもしれん」
『私を………?;』
その話を聞いて私は驚愕していると、ジンペイ君が口を開いた
ジンペイ「なら知帝ってヤツが、Aに手を出そうとしたらぶっ飛ばしてやるぜ!!」
ジンペイ君がそう意気込むと、みんなも反応していく
須佐野「なら直ぐに、捕まえなくちゃな!」
ラナ「確かにAちゃんに何かがあってからでは遅いわね」
豪万蛇「あぁ、Aには絶対に手出しはさせん」
そう言う高等部の先輩達の先輩達の背中からは、メラメラ…!と燃えたぎる炎が幻視できた
どうやら高等部にも私のセコムができてしまったみたいだ……;←
この光景に私は唖然としていると、ハッとして話をすぐに戻す為にスグル先輩に話しかけた
『………ということは、その知帝さんが今回の一件の首謀者ってことなんですか?』
豪万蛇「そういうことになるな」
マタロウ「もしかして、前に言っていた組織の……?」
須佐野「ああ。"アンダーグラウンドカンパニー"こと、"UGカンパニー"の者らしい」
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千鶴(プロフ) - 続きが気になりすぎるぅぅ(>罒<;//)早く続きを読みたいけど終わって欲しくない気持ちもある…。番外編とか日常とか読んでみたい。完結までずっと追いかけます!頑張ってください!!! (2022年2月23日 1時) (レス) @page49 id: a221853f3a (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 凄すぎるうううううううう!!! ここまで続けられている作者様が凄すぎて言葉が出ないです! 応援してます!!! (2022年2月11日 9時) (レス) @page9 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月11日 4時