9話 ページ18
地面に叩きつけられた2人の変身が解除され、ジンペイとライムに戻ってしまった
ジンペイ「………はぁ」
ライム「………っ」
2人は息をあげながら立ち上がり、ジンペイは声を荒げてライムに向かって叫ぶ
ジンペイ「ッ……なんでこんなことになるんだよ！」
ライム「はぁ？」
ジンペイ「ライム！俺お前のこと“友達”だって、“ライバル”だって思ってたのに！！」
ライムは面倒くさそうな表情を浮かべて頭を掻き、ジンペイにこう話した
ライム「知り合ったばかりの僕たちが友達？
かゆいよ、そういうの
…っていうか、別に君のことライバルだなんて思ってないし
だってAは僕の所に来る運命なんだから」
ジンペイ「はぁ！？どういう意味だよそれ！！」
ライム「別に。キミに言う必要はないでしょ？」
顔をそらしてそう冷たく告げるライムを見て、ジンペイはｷｯ…!と睨み、再び大声で叫ぶ
ジンペイ「なら……！なんでAが悲しむようなことするんだよ！！
なんでお前まで中等部を潰そうとするんだ！！
お前はそんなヤツじゃないだろ！！豪万蛇に無理やり従わされているのか！？」
ジンペイが"Aが悲しむ"と言った瞬間、一瞬だけ反応を示したが
ライムはすぐに冷静さを取り戻した
ライム「………違うね。僕は会長の言っていることに同意している」
ジンペイ「俺たちの中等部にだって優秀なヤツはいるし、いいヤツばっかりなんだぞ！？
それをなんで潰さなきゃなんないんだよ！！」
ライム「それは豪万蛇会長が、中等部を潰すべきだと判断したからだ」
ジンペイ「はあ！？」
その発言を聞き、ジンペイは声を上げるとライムに向けて指を差した
ジンペイ「お前はアイツのしもべか！奴 隷か！！召使か！？」
そう叫ぶように言うジンペイを前にして、対抗するようにライムは睨みつけながら叫ぶ
ライム「会長の指示を遂行するのが僕の役目！
それに、“強い者に弱い者が従う”のが当然！！
故にキミたちは、僕たち高等部に従わなければならない！！」
…そのライムの言葉を聞いた瞬間、ジンペイの中から静かな怒りが湧き上がり、
ライムに向かってこう言い放った
ジンペイ「……“強い者に弱い者が従う…？それは違うだろ
"強い者は弱い者を守るもの"なんだ！！」
ライム「………守る…、キミは何も分かっていないようだ……！
キミは何も！！」
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千鶴(プロフ) - 続きが気になりすぎるぅぅ(>罒<;//)早く続きを読みたいけど終わって欲しくない気持ちもある…。番外編とか日常とか読んでみたい。完結までずっと追いかけます！頑張ってください！！！ (2022年2月23日 1時) (
レス) @page49 id: a221853f3a (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 凄すぎるうううううううう！！！ ここまで続けられている作者様が凄すぎて言葉が出ないです！ 応援してます！！！ (2022年2月11日 9時) (レス) @page9 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタースト | 作成日時：2022年2月11日 4時
