8話 ページ17
すると、ムシャブレイダーたちは力が抜けたかのようにへたり込んでいく
「あ、あれ……?」
「足が動かない……」
____
「うぉぉぉぉぉ!」
中等部の旗に向かっているムシャブレイダーたちの前に
ワイバーン・トリニティは妖竜刀 飛翔を両手で握ったまま立っていた
エルゼ【1、2、3………敵は四人いるかな】
翼夜【この程度なら、すぐに片付きますね】
中にいるエルゼと翼夜は、余裕そうな表情を浮かべながら話している
そして、ワイバーン・トリニティは左手にメダルを構え……
『一気に倒させてもらうよ!』
そのままウォッチに勢いよくセット!
マジーン!
ワイバーンヒーロー!
身体から凄まじいオーラが溢れ、煌めく光が辺りを照らした!
『古竜・光刃ノ舞!!』
ワイバーン・トリニティ!!
その瞬間、ワイバーン・トリニティは白と青、水色の3人に分身!
そして、3人同時に突撃し、刀で超高速でムシャブレイダー達を切り裂いた!!
「ガァッ………!?」
斬撃をまともに受けたムシャブレイダー達は、次々にバタバタと倒れていく
後ろを向いたワイバーン・トリニティは静かにこう言った
『………私がいる限り、この先には行かせないよ』
____
激突したエンシャントとフドウライザーは、お互いに剣と剣を激しくぶつけ合っていた
エンシャント「先輩は後輩を指導し、導くものではないのか!!」
フドウ「その価値なき者には該当しない!お前たちが高等部に上がってくれば、高等部の品位は地に堕ちる!!」
エンシャント「私たち中等部が、頭の固い高等部に否定されるいわれはない!!」
フドウ「それはお前たちの常識だ!
義務教育とは違うのだよ!義務教育とは!!」
フドウライザーは不動雷鳴剣を振り下ろし、エンシャントはその一撃を自らが握る剣で防いだ
____
一方、林の中の開けた草地では、漆黒丸とアシュラギルファーの二人が激しい戦いを繰り広げていた
漆黒丸「ハァッ!!」
漆黒丸が放つ拳を、アシュラギルファーは大きな手を駆使してガードしたり、身軽な動きで回避する
漆黒丸「うぉぉぉぉッ!!」
漆黒丸は強烈なパンチを放ち、アシュラギルファーも同じく自らの拳を放った
「「ぐぁっ!!」」
お互いにその一撃をまともに喰らい、漆黒丸とアシュラギルファーは地面に落ちていく
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千鶴(プロフ) - 続きが気になりすぎるぅぅ(>罒<;//)早く続きを読みたいけど終わって欲しくない気持ちもある…。番外編とか日常とか読んでみたい。完結までずっと追いかけます!頑張ってください!!! (2022年2月23日 1時) (レス) @page49 id: a221853f3a (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 凄すぎるうううううううう!!! ここまで続けられている作者様が凄すぎて言葉が出ないです! 応援してます!!! (2022年2月11日 9時) (レス) @page9 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月11日 4時