18話 ページ18
『まだ、やれてない……！』
HERO達の所に戻ったワイバーン・ハンターはそう呟くと、黒煙が少しずつ消えていき…
身体中に亀裂の入ったマゼラボルトが現れ、傷を押さえながらHERO達に口を開いた
マゼラボルト「ﾊｧﾊｧ…そろそろ気づかないか、この戦いの無意味さに……
貴様が……お前達が万が一、億の一、私を倒したとしても
この星が私の本体に飲み込まれる事は変わりない、この星の寿命を数日延ばすだけの事だ
そんな絶望の中お前達に戦う気力はあるのか……！」
マゼラボルトがそう言うと、今度はHERO達が話し始めた
『そう言っているけどさ……それがどうしたの？』
アースNOA「お前、ベラベラ喋るようになったな
もしかして、俺の彼女に追い詰められて、自分が不利な事を認めたのかな？」
ラストティーダイン「そうともとれるな」
ゾディアック「たしかに」
HERO達の様子を見て、マゼラボルトは違和感を感じ始める
マゼラボルト「(……妙である、星が滅ぶ事は確定なのに何故焦らない、何故恐れない)」
マゼラボルトは何か察したのかフブキを見つめ始めた
____
〜前の時の回想〜
[バスの中]
メラ《急いでくれえんら先生！！》
えんら《これが限界よ！》
えんらが運転しているバスで、みんなはマゼラボルトの元に向かっていた
リュウスケ《……！あれがマゼラの本体……》
バスの窓の外からは、マゼラの本体である巨大なブラックホールがハッキリと見える
メラ《だったら今戦ってるあの小さい奴は何なんだ！？》
ラント《あの赤いブラックホールからコントロールされるいわば"分身"だ》
ノズチカ《だったら倒しても意味がないんじゃないのか？》
チアキ《本体を倒さなくちゃ意味がどうしようも無いっしょ》
確かに分身を倒したとしても、本体のブラックホールをなんとかしなければ地球に未来はない
だが、それをフブキは否定した
フブキ《いいえ、倒せるわ》
《《《えっ！？》》》
フブキ《私は大人の科学者達と一緒に
ブラックホールをも消滅させられる"最終兵器"の開発を進めていたの》
マタロウ《えぇっ！？；》
メラ《国家プロジェクトに関わってるって話、マジだったのかよ……！；》
つまり、その最終兵器を起動させればマゼラの本体を消し去ることができるということだ
フブキ《ここを持ちこたえれば本体を討てる》
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広美(プロフ) - 高等部編もファイト! (2022年1月25日 16時) (
レス) @page40 id: 0cc0a994b7 (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - ついに高等部に…！夢主ちゃんやキャラのこれからが楽しみです！主も学園yめっちゃ好きなので、応援してます！ (2022年1月25日 6時) (レス) @page40 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタースト | 作成日時：2022年1月18日 3時
