15話 ページ46
『………それでいいんだよ、チアキ君』
チアキの表情を見て安心したのか、ワイバーン・ゼロはシュゥン……と光の粒子となって消えていった
残されたギターはチアキの手によって支えられる
チアキ「………もう二度と……
異星人のヤツらにも誰にも……ボクたちの夢を壊させない!!」
ケンジ「チアキ……」
刹那、3人の身体が眩しく光り始め、そして光が収まる
そこにはあの時と姿が変わっていない3人が立っていた
チアキ「ミハル…ケンジ…サトシ……
っ……っボクは………」
3人の名を口にし、目尻に涙が溜まり、頬を伝った
チアキ「お前らの為に、戦い続ける!!!」
チアキの思いを口にした瞬間、眩い光が辺りを照らした
____
現実世界では、突如としてスカイスネーカーが眩く光を放ち始めたのだ!
プー「?…まさか……!」
ドルルー「っ!」
その光はやがて、8つの頭を持つ巨大な蛇のエネルギーへと姿を変えた
その中ではスカイスネーカーがギターを構えて、鳴らしている
プー「これはすごい…!
ドルルーの"トラウマ世界"を破ったんですか…!」
スカイスネーカーの背後には、それぞれの楽器を構えたミハル、サトシ、ケンジの姿が現れる
スネーカー「みんな……もう一度オレと、やってくれるのか……?」
スカイスネーカーは背後を振り返り、3人の問いかけた
3人は何も言わないが、その表情はまるで大丈夫と言ってくれているように見える
スネーカー「__オーケー。オレは……
いや、オレたちは……snakeyなBeatをお届けするぜ!」
すると、スカイスネーカーのウォッチから、1枚のメダルが光を放ちながら出現
スカイスネーカーはそれをキャッチし、すかさずウォッチにセット!
ワーイ!スネーク!エグゼキュート!
スカイスネーカーがギターを音高く鳴らすと、そこからとてつもないエネルギーが放たれた!
これがスカイスネーカーの新必殺技!!
スネーカー「フィニッシュスティング!!」
そのエネルギーは物凄いスピードでドルルーに向かって激突し、ドルルーは跡形もなく消滅!
プー「なに!?」
スネーカー「耳の穴かっぽじって聴きな!!」
エネルギーは勢いを落とすことはなく、更に速度を上げてタワーに立っているプーに向かっていく
プー「くそっ……!;」
プーは自分を守るために急いでバリアを張った
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年12月8日 3時