12話 ページ43
トサン「あっ、あっあっあぁぁぁぁっ!!
いやぁぁあ!!お肌がっ!乾燥しちゃうぅぅぅ!!」
赤と青の炎に焼かれながら、トサンは苦しみの声を上げる
獅子王「どんな怪力でも、捕まらなければどうということはない!」
トサン「イケず………」
身体が黒焦げになったトサンは力尽き、その場に崩れ落ちた
____
アキコ「ナハハハハハハっ!」
一方、アキコの連続攻撃に守るので精一杯のクロックレディ
アキコ「どうしたどうしたぁ〜〜っ!」
このままでは、クロックレディはやられてしまう………と思ったその時、
コマンダー「待て!」
アキコ「ほっ?!」
リトルコマンダーに呼び止められ、アキコは攻撃を止め空を仰ぎ見ると
そこには超巨大な岩が宙に浮いていたのだ!
これぞ、リトルコマンダーの必殺技の一つ
コマンダー「無重力ハンド!!」
アキコ「浮かせた岩をアキコにぶつける気なの?でも残念なんだもん!
スキルキャンセルー!」
アキコは先程のように、技名を口にし、両腕を横に広げる
すると、リトルコマンダーの無重力ハンドの効力は無効化され、無重力じゃなくなった岩は地面に落ちていく
アキコ「ナハハハハっ!これでアンタの技は
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ギャッ!!」
だが、岩はすぐ真上に浮かんでいたため、岩はそのままアキコを下敷きにした
アキコは頭が良くなかったため、そのことに気づけなかっただろう
コマンダー「キャンセルしてもムダでしたね!」
リトルコマンダーがグッジョブサインを向けている岩は、もう2度と動くことはなかった
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ナインテイル「奥義・紙分身!!」
ナインテイルの背後から己の姿そっくりの紙分身が次々に湧き出て、ハスキアンの周りを囲んでいく
ハスキアン「っ…これは……;」
どれが本物で分身かわからず、ハスキアンの動きは完全に止まってしまう
ナインテイルはこの一瞬を待っていた!
ナインテイル「革命のフルーレ!!」
ナインテイルはその手に握るレイピアを、目にも留まらぬ速さでハスキアンを突きまくる!
ハスキアン「キャァアアアアアアッ!!」
不意をつかれ、突き技をまともに受けたハスキアンは地面に倒れた
ナインテイル「足止めしてしまえば速さは関係ないね」
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プー「やれやれ……」
仲間が次々とやられていく姿を見て、プーは呆れたような口調で喋りだす
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年12月8日 3時