2話 ページ33
『みんな個性、強っ!;』
ジンペイ「おぉ〜〜!」
フブキ「イヌー特命隊?!」
マタロウ「って自己紹介長っ!;」
マタロウ君が突っ込みを入れると、トサンが話し出す
トサン「そんなイケズなこと言わないでぇ〜!」
プー「そうそう
だって、"一生で一度"しか見られないから、バッチリ自己紹介してあげたんですよ〜?」
コマ「一生で一度……;」
今、プーが言った言葉の意味を、私は察していた
ハスキアン「何故なら、貴様たちはこの後すぐアタイらにぶっ飛ばされて死ぬからだ」
アキコ「そうだも〰ん!」
ジンペイ「も〰ん!じゃねえ!」
『かなり、自信満々だね』ギロッ
私はイヌー達を睨みつけて、そう言った
ラント「返り討ちにしてやる!」
チアキ「………」
そんな中、チアキ君だけは無言でイヌー特命隊を見つめている
チアキ「(イヌー特命隊……アイツらの姿、どこかで……)」
ジンペイ「マタロウ、エマを連れて離れてろ!」
マタロウ「分かった!」
ジンペイ君に離れろと言われた、マタロウ君はエマちゃんの連れて、近くの木の後ろへと身を隠す
エルゼ「最初に言っておくとね?
イヌー特命隊って、これまで出てきた"ドーベル"とか"ピットブル"より、ずぅ〜〜っと強いから♪」
今のエルゼメキアちゃんの言葉は間違いなく、ハッタリではないだろう
その時、チアキ君が前に出て、イヌー達に向けて口を開いた
チアキ「……あのさ
…アンタらとボク…会ったことある?」
その質問に、プーはキョトンと首を傾げて惚ける
プー「はて〜…お会いしましたかぁ?」
トサン「あぁっ?!やだプーねぇさん!これナンパよナンパ!///」
プー「えぇ?」
ハスキアン「マジか……」
アキコ「モテモテプーだもぉ〰ん!//」
トサン「ヤダもうっ!ハレンチ♡」
プー「………」ニヤッ
『!(今…!)』
今、キョトンとしていたプーの口元が上がったのを私は見逃さなかった
…すると、上からエルゼメキアちゃんの不満げな声が上がる
エルゼ「ちょっと〜」
プー「ほ?」
エルゼ「さっさとお仕事してほしいんだけどぉ〜」
アキコ「は〜い!」
プー「はいっ、了解しました!」
アキコは返事をし、プーはおどけた口調で言うと、私達の方に向き直る
プー「さぁ〜てとっ……
ちゃっちゃとやっちゃいますか〜」
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年12月8日 3時