4話 ページ21
ウー助「……」
そして、ジンペイ君と私に向けてうるうるビームを発射←
ジンペイ「〜〜〜っ…///」
『〜〜〜っ…///(か、可愛い……!)』
ウー助から放たれるうるうるビームの餌食になった私とジンペイ君
するとジンペイ君は、ウー助を胸に抱きかかえてラント君に向かって叫んだ
ジンペイ「お母さんっ!!このウサギ飼ってもいいでしょっ!?//」←
ラント《誰がお母さんだ!!;》
私もジンペイ君に続いて、ラント君に頼み始める
『私もちゃんと面倒みるよ!
絶対に邪魔にならないようにするから!!
……お願い…お母さん」←
ラント《!?//……私はお前の母親でもない…!///》
ジンペイ君の時と違って、小さな声で私に反論するラント君←
ジンペイ「お願いお願いお願いお願い!!」←
マタロウ「ジンペイくん、声が大きい…!;」
まるで、ワガママな子供のように騒ぎまくるジンペイ君に、ラント君は折れてしまったようで…
ラント《騒ぐな!もう分かった!
…絶対邪魔にならないようにするんだぞ》
ジンペイ君と私はパァァッと顔を輝かせてラント君にお礼する
ジンペイ「ありがとうお母さんっ!」←
『約束はちゃんと守るよ、お母さんっ!』←
ラント「その呼び方やめろ!///」
「「「「………;」」」」
____
なんやかんやあったが、ジンペイの制服の中にウー助を入れて、私達は先を進んで行く
遂に風紀タワー間近の茂みまで辿り着き、木から顔を覗かせて風紀タワーの玄関口を見つめる
コマ「正面は警備が厳重だね……」
『うん、生徒の人がたくさん……』
タワーの正面は、武器を持った生徒達がたくさん並んでいた
どうやら、真正面から行く考えは無さそうだ
ラント《正面突破は、恐らく不可能……
だが、入口から向かって右側、40m程の地点に、排水溝に繋がるマンホールがある筈だ》
チアキ「…見えたよ」
チアキ君は右の方に排水溝のマンホールがあるのを見つけた
ラント《そこからなら、警備に気付かれずに、タワー内に潜入出来るだろう》
ジンペイ君はバレないように、慎重に重いマンホールを開け、
設置されてあるはしごを使って私達は中に入っていく
私は床の蓋をそっと外し、タワー内をじっくり見回し、
『…よし、誰もいないね』
そして誰も居ないことを確認し、蓋を床に置いて地上へと上がっていった
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年12月8日 3時