私、独立しちゃいます!その名はキラボシ共和国 1話 ページ1
ナユさんは口を開き、N星人について話す前に自分の話を私達に聞かせた
ナユ「私は平和で豊かな星"アンドロメダオス"のプリンセスでした
けれど……N星人の侵略によって私の星は呆気なく滅んでしまったのです………
私は滅びゆくアンドロメダオスから一人だけ脱出に成功しました
けれどプリンセスでありながら自分だけ生き延びた事を恥じた私はせめてもの償いとして、
N星人の侵略からこの地球を守るためにやって来たのです」
ここでナユさんの話が、一旦終わる
マタロウ「僕たちを守る為に…」
ジンペイ「メチャメチャいい人じゃんか!」
ナユさんは少しの間、黙っていると
顔を上げ、胸に手を当てて話し始める
ナユ「そして、私は"来星ナユ"と名乗り、地球人としてこの星の様子を伺っていました
ところが、侵略者のリーダー エルゼメキアは、私の存在に気付くと、私を捕らえました
彼女は私に成り変わり、"風紀委員長 来星ナユ"として堂々と学園での生活を始めたのです」
つまり、こうしてみんなが知っているナユさんになった訳だ
ナユ「しかし、霧隠君たちが"憑依状態の身体にダメージを与えることが出来る"と知ると、
私そっくりの"アンドロイド"を、別の体から操るという形で、来星ナユを演じ始めました」
『なるほど……
ん?その間、ナユさんはどうしていたんですか?』
私の頭に浮かんだ疑問をナユさんは答えてくれた
ナユ「…用済みとなった私自身は、風紀タワーの中に再び閉じ込められる事になったのです………
ですが、臼見沢先生によって、助けていただきました」
衝撃の真相に、マタロウ君と私は信じられないという表情で臼見沢先生を同時に見ている
マタロウ「えぇぇっ?!」
『臼見沢先生が!?まるで忍者みたいですね…?!;』
臼見沢「こほんっ」
ナユ「私たちは地球を狙う者たちを、"N星人"というコードネームで呼び、身を隠しながら戦う準備をしてきました
だからこそ私は、戦いの鍵となる存在である、生徒会長の霧隠くんを助けたのです」
フブキ「つまり、あなたの目的も…」
ラント「私たちと同じというわけだな」
ラント君の声のした方に振り向いてみると、そこにはラント君が率いる生徒会メンバーが揃っている
ラント「N星人を倒す為、私たちは結託するべきだ!」
ナユ「……」コクッ
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年12月8日 3時