Only Love

＊〜現在〜 ページ20

初日の仕事は、なんとか問題なく終えた。

やっぱり3年振りだし
手がなまってるな

特訓しなきゃ…




廉「ひっさびさに髪バッチリ納得いって良かったわー！ほんま、またAちゃん専属でついて欲しいんやけど」

海「俺も、海ちゃん今日髪型かわいいってみんなつぶやいてる！やっぱAちゃんだよねー！」

「生放送だから、反応がタイムリーだね笑」

神「俺、また髪切れって書かれてるし」

「ほらね、笑」

岸「え、さゆさん、俺めっちゃ反応いいんだけど！前髪かわいいって書いてある！」

「ふふ、みんなめっちゃエゴサするんだね笑」

廉「紫耀だけは、せぇへんけどな」

「…そうなの？」

廉「絶対せぇへん。SNSの見方も知らんやろ、たぶん」

神「意外と気にしぃだからね。笑 マイナス意見見たら落ち込むからだと思う」





そうだよね。

不特定多数の人から
常に自分を評価されるなんて…

なかなか耐えられることじゃないよね




「あ、紫耀、お疲れ様」

紫「…うん」

廉「ほんま紫耀、愛想ないなー笑 なんか、初日みたいで懐かしない？笑」

海「確かに！笑 紫耀ー突然辞めちゃったの、許してあげなよー」

紫「別に許すもなにも…」

廉「………なぁ、海人、飯いかへん？」

海「え？！なに、急に！」

神「…岸くん、俺らも便乗しようよ」

岸「え、いいけど、紫耀は？」

廉「紫耀は、あれやんな？！今日は行かれへんやろ？！」

神「そうそう、今日は4人で行こう。じゃ、Aちゃんまたねー！」

「え？あ、うん、お疲れ様ー」




海"え、俺まだAちゃんと話したかったのに"

岸"いやそんな急ぐ？待って待って"




なんて、外でわちゃわちゃしながら
4人は急いで帰っていった




「…紫耀は、行かなくていいの？」

紫「うん、予定あるから」

「そうなんだ？」

紫「…正確には、今から予定入る予定」

「ふふ、なにそれ笑」

紫「A、今日何時まで大丈夫なの」

「…え？」

紫「時間大丈夫なら、飯いこう」





うそ…

え、なんで…？
3年前のこと、責められる？
怒られる？


そりゃ、そうだよね…



いきなり現れて
何もなかったように、なんて
無理に決まってる



でも、紫穂も待ってるし…




そう思いながらスマホを見ると


ばーば紫穂ちゃん連れて、じーじとディナーに行ってきます!Aもご飯は済ませて帰ってね!




…全然、待ってないし笑








「時間、ある…」




そう伝えると
行きつけであろう店に
スマートに予約を済ませた

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