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向「雪やー！！やばい、スノボ行きたなってきた、
どうしよ照兄」
岩「休みのうちに行く？」
深「やっば、寒っ」
渡「ガチで寒い」
ラ「Aちゃんこっちおいでー！」
車を降りた途端吹きすさぶ冷たい風に
九人九色の反応が飛び出す。
たどり着いたのはラウが散歩中に見つけたという
人通りの少ない静かな神社で。
名前を呼ばれた先、目黒と二人並んで
大きな風よけになってくれるらしい。
ありがたく甘えておこうかな。
律儀にメンバーと
数人のマネージャーさんとでお賽銭を。
「さーむーいー！！」と体を縮めながら
心はジンと熱を持つ。
やがて私の番。
柏手を打って合わせた両手は悴んで震えていて
隣で肩を並べていた翔太も「うわっ、無理！」と
寒さで強制終了した。
・
車に戻る列の一番後ろをゆっくり歩きながら
先を行く大きな背中を見てふと胸が痛くなる。
理屈もなく、本当にただ胸が痛んだ。
ここ最近、信じられないスピードで時が流れて
その時の速さで、
自分が取り残される感覚になることがよくある。
始まると、終わってしまうことばかり考えるから。
待ってよ
心の中で叫んだんだ。
誰にも聞こえないように。
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透(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます^^この作品で体調不良も吹っ飛ばせるように頑張りますので、お身体大事にしましょう◎ (2021年12月20日 15時) (
レス) id: f1bc6ae231 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年12月16日 16時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透 | 作成日時：2021年10月22日 15時
