青二才【青】11/5 ページ39
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［翔大side］
メッセージアプリで誕生日の
やり取りこそしたけれど、
ツアーの日程で立て込んでいたせいもあって、
彼女との予定がつくまで日にちが開いた。
ジュニアのころから二人で
飯に行く機会なんてほぼ無くて。
行くにしたって誰かしら居た、
それこそ涼太とかメンバーとか。
だから彼女から突然「来週末空いてる？」
なんて聞かれたときには思わず
「なんでだよ」と聞き返してしまった。
なんでだよってなんだよ。
今更思い返しても恥ずかしくなるような
受け答えに頭を抱えながら
彼女との待ち合わせの時間を数えていた。
「...っ、翔太ごめん、待った？」
「ん、別に。俺も今来たし」
それから数分後、現れた彼女は急いできたのか
乱れた前髪を整えながら俺にそう言う。
待ったよ、楽しみすぎて20分くらい前から。
とか、言えねえし。
腕時計は予定時間の5分前を指している。
「そっか。」と笑う彼女の前髪を続く爪は
淡いブルーに染まっていた。
仕事柄Aがネイルをすることは滅多に無くて、
それこそファンの前に立つときなんて尚更。
今はツアーの真っ最中だ。
わざわざ俺らのメンカラだから
塗ってきたのかなぁ、とか
勝手に想像して舞い上がる。
いや別に聞けば良いだけの話なんだけど。
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透(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます^^この作品で体調不良も吹っ飛ばせるように頑張りますので、お身体大事にしましょう◎ (2021年12月20日 15時) (
レス) id: f1bc6ae231 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年12月16日 16時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透 | 作成日時：2021年10月22日 15時
