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［辰哉side］
「っ....、や...」
「....ん、A？」
控え室には、番組のゲストとして呼ばれた
俺と彼女の2人きり。
三人掛けのソファーでスマホをいじる俺の隣、
膝を抱えたまま規則正しい寝息を立てて
眠っていたはずの小さな背中が微かに震えて
咄嗟に声を掛けた。
あれ、寝言に返事ってしちゃいけないんだっけ。
なんて、呑気なことを
考えていられたのもそれまでで。
「ちょっ、A...？」
覗いた寝顔、長い睫毛が閉ざす瞳の端から
透明な筋が流れ落ちた。
待って、なんで泣いてんのこの子。
慌てる思考回路で彼女を起こす。
「ん....、っ、ふ...か...？」
まだ夢に片足を突っ込んでいるAが、
探すように俺を呼ぶから。
どうしたのって、ここにいるよって、
言うつもりだったんだ。でも。
「っわ、急にどしたの....？」
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透(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます^^この作品で体調不良も吹っ飛ばせるように頑張りますので、お身体大事にしましょう◎ (2021年12月20日 15時) (
レス) id: f1bc6ae231 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年12月16日 16時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透 | 作成日時：2021年10月22日 15時
