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「っ.....なんで、」
「A？1人でなにしてんの
って、どないしたん...？！」
「こーじ、私泣いて、るの.....っ？」
「手首赤くなってんで、リハで痛めたんか？」
どうしようどうしようって慌てる康二の暖かい親指が、
頬を伝う冷たい雫を溶かしていく。
おんなじだよ、翔太の手のひらも確かに暖かったのに。
なのにどうして、あんなに冷たく感じるの...？
どこ痛い？って心配そうに私の背中を摩りながら
何度もそう尋ねる康二に、
なんて返せばいいのかわからなかった。
掴まれてた手首が痛い？....ううん、違う。
きっと何処を押さえてもらっても、
撫でてもらっても、
この痛みは消えそうになくて。
いつもみたいに揶揄って、うるさいって嫌そうに、
でも嬉しそうな顔するのを待ってた
....はずだった。
突然赤に変わったシグナルは、
交差点の真ん中で私を置き去りにしていたんだ。
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透(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます^^この作品で体調不良も吹っ飛ばせるように頑張りますので、お身体大事にしましょう◎ (2021年12月20日 15時) (
レス) id: f1bc6ae231 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年12月16日 16時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透 | 作成日時：2021年10月22日 15時
