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その瞬間目の奥がじんと熱くなって、
食いしばった唇が痛い。
あぁ、そうか。いつだって俺が
彼女のこと守ってると思ってたのに。
Aが俺のこと、守ってくれてたんだね。
「A....っ、ありがと....」
「ふふ、どういたしまして」
ぼろぼろ溢れる苦しさが、
縫い付けるように黒い模様になっていく。
その度に少しずつ、心が洗われていくような気がした。
「涼太が泣いてるのなんて久々だね」
「.....そう、だね」
「明日は東京も雪が降るんじゃない？」
そんな彼女の言葉に、ふと窓の外を見つめる。
ぼやける視界の端で
ちらちらと雪が舞っているのが見えて。
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透(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます^^この作品で体調不良も吹っ飛ばせるように頑張りますので、お身体大事にしましょう◎ (2021年12月20日 15時) (
レス) id: f1bc6ae231 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年12月16日 16時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透 | 作成日時：2021年10月22日 15時
