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雪の痕が乾くまで【赤】 ページ18
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［涼太side］※2020年末のお話
突然入った通知に、電話してもいい？
って彼女からのメッセージ。
正直なところ、なんて返せばいいのか戸惑った。
いつもならすぐにいいよって返すけど
そんなこと言う権利、今の俺には無かったから。
俺のせいで、
あの大舞台に立てる折角のチャンスを無下にした。
スマホを握りしめたまま考え込んでいると、
手のひらが震える。
「もしもーし」
「...まだ返信してないよ」
こうでもしないと出ないでしょ、って。
久々に聴くAの声には、少し機械の音が混じっている。
「今日ね、お昼に白いシャツ着たまま
ミートソースパスタ食べたの」
「...はい？」
「汚さずに食べれるか試してみた」
いったい何の会話をし出したのか、
突拍子もなく始まったAの話に
俺の思考回路は慌ただしく働いている。
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透(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます^^この作品で体調不良も吹っ飛ばせるように頑張りますので、お身体大事にしましょう◎ (2021年12月20日 15時) (
レス) id: f1bc6ae231 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年12月16日 16時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透 | 作成日時：2021年10月22日 15時
