【ブルーロック】押しが強すぎる許嫁。【御影玲王】

レオへのアプローチ ページ6

「レオー!おはよー!」

この間、Aから覚悟しとけと言った日から、Aの猛アプローチが始まった。

「朝からオマエ元気過ぎ……はよ。」

「えっへへ〜」

Aは毎日玲王にべったりであった。

「ちょっと鈴木さん!レオくんにべったりしすぎ!」

「そーよ!はなれて!!」

「Aちゃんがレオと一緒にいたらだめなの?」

「ええそうよ!!」

「さっさとはなれてよ!!」

「セリフの多い庶民B……」

「なんですって!?」

「だってうるさいんだもん。Aちゃん、みんなといるとつまんなくなっちゃった。レオ、あっちいこ。」

「あーはいはい。ったく。じゃあな。」

……皆、レオの顔とお金しか興味ないんだからさ。

そんな子がレオのお姫さまになれるわけないじゃん。

そんな子は庶民AとかBでいいの!

実際、Aはクラスメイトはレオ以外に興味がなく、名前は誰一人として覚えていなかった。

Aの容姿や金目当てに近づく男子、無理にでも友達になろうとする女子もいたが、Aはレオ以外の者は眼中になかった。

Aの目には、レオしか映っていなかった。

Aはレオの手を引いていた。レオは片手にビジネス書を持っていた。

レオは意識が高く、小学生が読むには難しいビジネス書も読むようにしていた。

「……お前さぁ、もう少し周りと仲良くできないわけ?俺にもつきあいってもんがあんだからさ。」

「!」

「あそこまで他の女子に威嚇することもないだろ。俺ら、女子の友達いなくなるぞ。」

「別にいいじゃん。どうせ私達に近づく女の子なんてろくな子いないんだもん。」

「全員じゃねぇだろ。そうやって決めつけるクセ何とかしろよ、可愛くねぇな。」

「!ふーんだ!レオのバカ!!そんなに他の子がいいならカワイイ子のとこ行けば!!」

「何なんだよアイツ……」

レオとけんか→←玲王の許嫁。

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