【ブルーロック】押しが強すぎる許嫁。【御影玲王】

デートのまきっ! ページ16

皆様。こんにちは。

私(わたくし)、如月海斗と申します。
只今、ショッピングモールに来ております。

先程リムジンから降りてきたのは愛しの鈴木Aさんと憎き御影玲王でございます。

今日はAさんに御影玲王が相応しいのかどうか見定めようということで二人のデートの様子を皆様にお届け出来ればなと思いますので最後までお付き合いください。

では、参ります。

***
「Aはホントにここ好きだよなー。」

「うん!ここだとあんまりかしこまらなくてもいいしね!ねね、レオ、Aクレープ食べたい!」

「分かった分かった。いつものストロベリーのやつ?」

「そー!」

へぇ…Aさんってストロベリーのクレープ好きなのかー…って!!クッ!!御影玲王め当たり前のようにAさん情報を…!!

これが幼馴染兼許嫁の余裕かっ…!!
まだだ!切り替えてこー!

「うんま〜♡レオ、これ日に日に美味しくなってる気がする〜」

「大袈裟だなーお前は。あんま食いすぎると太るぞ?」

「女の子に太るとかレオ、デリカシーないよ!」

「お前限定だって。」

くっ!楽しげにケラケラ笑いやがって御影玲王…!!

「A、ちょっとクリームついてる。っし、これでいい。気をつけろよ?」

「んー！ありがとレオ。お礼に一口あげるよ。」

「あー…ありがとな、A。」

「?どうかした?」

「いいや?ん、うまい。」

「でしょ〜?」

ムキィィィィィ…!!御影玲王!それは許さんぞ羨ましい!

その頃の玲王。

……あそこにいるのって如月だよな。何でまた…

Aが一口食べさしてくれんのは別に問題ないんだけどアイツが見てるの何か嫌だわ。ガン見してっし。

取り敢えずAが気づいてないみたいでよかった……

Aは俺との時間邪魔されたらブチギレるからな。

デートに如月が尾行してたなんて知れたらブチギレ案件だ。

Aは知らずに楽しそうにしてるし、このまま気づいてないフリするか。

悪りぃな、如月。

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