何時だって君は。 ページ35
「主!!帰還いたしました!九鬼殿以外は中傷、九鬼殿は重傷です!至急手入れを…!!」
「…九鬼、ちゃん…?ま、さか…本当にあの薬を使うなんて…!!一期!九鬼ちゃんを手入れ部屋にそのまま連れてって!白山、付き添いお願い!!」
「はい。」
日向side
「…?何だろう、本丸内が騒がしいね。」
「日向さんいますか!?」
走ってきたのは秋田君だった。
「どうしたの?何かあったの?」
「九鬼さんが…っ!!」
秋田君は勢いよく走ってきて、息を切らしていた。
九鬼に何かあったのかい…?
「落ち着いて、九鬼に、何があったの?」
無事でありますように、違いますように。
前みたいに髪の毛が切れただけで、喧嘩して、前みたいな普通の日常に戻れるよね?九鬼は…無事なんだよね?
九鬼の名前を口にしたとき、嫌な予感が頭を過ぎた。
「九鬼さんが…兄さん達をかばって…!!無茶をして、それで一人で検非違使を相手にして重傷に…!!」
「!!」
僕はすぐさまに走って手入れ部屋にいった。
いつだって君は無茶をする。本当に。
だから、君を取り巻いているものは…
嫌な予感は、いつだって当たる。
手入れ部屋の前には、粟田口の出陣した刀剣達。
自分達も中傷なのに…
九鬼と仲が良い短刀、脇差…
堀川君や、物吉君もいた。
手入れ部屋には、使用中と札がかかっていた。
その閉ざされた扉が、いつもより重々しく感じた。
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桜花(プロフ) - 今まで連載を見てくださった方々、本当にありがとうございました。ここで、日向正宗と双子の物語。は完結です。本当にありがとうございました!! (2019年10月13日 14時) (レス) id: 8a6bd79137 (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 嘘月さん» 初めていただいたリクエストを書いたのですが…どうでしょうか?可愛い路線にしたのですが…!嘘月さんのご期待に応えられるように頑張ります! (2019年1月2日 22時) (レス) id: 8a6bd79137 (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 嘘月さん» あけましておめでとうございます!そしてレスありがとうございます!お餅つきですね!頑張ります!! (2019年1月2日 12時) (レス) id: 8a6bd79137 (このIDを非表示/違反報告)
嘘月(プロフ) - 桜花さん» あけましておめでとうございます!!ネタ、なのですが、餅つき、とかいかがでしょう? (2019年1月2日 12時) (レス) id: 330b7fd244 (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 嘘月さん!お友達申請まで…!!本当にありがとうございます!それと、もしよろしければ、ストーリーのリクエストをいただけませんか?よろしければなので、もし無くても気にしないでください! (2018年12月28日 19時) (レス) id: 8a6bd79137 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜花 | 作成日時:2018年11月3日 20時