いつもと違う君に僕は。 ページ20
「九鬼ちゃん!!!!」
「何でしょう、主様!」
「amazonからね、届いたのよ!ぐへへ…」
…なにが届いたのだろう?
数分後。
「きゃーっ!きゃーきゃー!!九鬼ちゃん可愛いっ!」
只今、審神者部屋にて九鬼を着せ替えしている杏奈。
ドレスやワンピース、メイド服まで着せられた九鬼。
「日向にも見せないとね!!」
「え!?待ってください主様!!恥ずかしいです!」
聞こえないと言わんばかりに秒で走っていった杏奈。
部屋の前で声がする。日向の声が。
「主、良いものが見れるってなに?」
「まあまあ…ほら!」
勢いよく開けられる。
「…っ!」
そこには純白に所々青が入ったドレスを着た九鬼。
顔を真っ赤にする日向。
「ね、九鬼ちゃん、可愛いでしょ?日向とペアで着てほしいものがあるの。」
着替えてきた日向。日向は漆黒に所々赤が入ったスーツ。
この二人に合った服。
「九鬼、似合ってるよ。」
「ありがとう、日向も、ね。」
微笑みあう二人。カメラをセットする杏奈。
「二人とも、写真撮るよ!笑って!」
とても綺麗に撮れた写真。
着替えに行った日向。九鬼は杏奈に呼び止められた。
「これ、九鬼ちゃんに贈り物よ。」
「これは…?」
「夜月さんと楓さんからだよ。あの二人、あの後結婚したんですって。どうしても貴女にお礼をしたいって。」
渡されて開けてみると…
「わあ…」
そこには純白で美しい蝶の模様の入った着物。それは見事な繊細な物。ふわりと広がる物。
透き通った羽衣。私には勿体ない。
「そこまでしてお礼をしたかったのよ、彼らは。貴女の活躍は、働きは、人をここまで動かした。貴女は本当に誇らしい自慢の家族よ…!」
日向side
「九鬼〜?何処にいるの、九鬼?」
「日向…。」
九鬼が姿を現した。
「…っ!」
そこには透き通った羽衣、純白に美しい蝶の模様の着物をまとった君。
「どう、かな…?」
「うん、すごく…綺麗。」
いつもと違う君に僕は…動揺を隠しきれないよ。
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桜花(プロフ) - 今まで連載を見てくださった方々、本当にありがとうございました。ここで、日向正宗と双子の物語。は完結です。本当にありがとうございました!! (2019年10月13日 14時) (レス) id: 8a6bd79137 (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 嘘月さん» 初めていただいたリクエストを書いたのですが…どうでしょうか?可愛い路線にしたのですが…!嘘月さんのご期待に応えられるように頑張ります! (2019年1月2日 22時) (レス) id: 8a6bd79137 (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 嘘月さん» あけましておめでとうございます!そしてレスありがとうございます!お餅つきですね!頑張ります!! (2019年1月2日 12時) (レス) id: 8a6bd79137 (このIDを非表示/違反報告)
嘘月(プロフ) - 桜花さん» あけましておめでとうございます!!ネタ、なのですが、餅つき、とかいかがでしょう? (2019年1月2日 12時) (レス) id: 330b7fd244 (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 嘘月さん!お友達申請まで…!!本当にありがとうございます!それと、もしよろしければ、ストーリーのリクエストをいただけませんか?よろしければなので、もし無くても気にしないでください! (2018年12月28日 19時) (レス) id: 8a6bd79137 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜花 | 作成日時:2018年11月3日 20時