年下の彼 zakao ページ42
A side
ピコン
スマホからLINEの着信音が聞こえる。
見てみると“ザカオ”という表示を見つけて私はすぐにLINEを開く。
トーク画面を開き、“今日、会える？”という文字に思わず頬が緩む。
“会えるよ。仕事終わったらそっち行くね。”
それだけ返信してスマホをしまう。
いつもはあっという間に終わる仕事も今日に限ってとても長く感じようやく仕事を終わらせた。
電車に乗り、彼のマンションの最寄りの駅で降り、彼の部屋の階までエレベーターで行く。
心の高ぶりを押さえ、彼の部屋のインターホンを押すと
『鍵開けてあるからどうぞ〜！』
と明るく言ってくれる彼の声が。
私はそっとドアを開けると、いきなり彼が抱きついてきた。
「A〜。会いたかった。寂しかった。」
三日前会ったばかりなのになと思いながらもやっぱり嬉しい。
「ふふっ。びっくりした。…たった三日前だよ？」
彼は抱きついたまま私の肩に顔を埋めるとそのまま
「本当は毎日会っても足りないの。俺、Aとずっと一緒にいたいの。…Aのこと好き過ぎて俺おかしくなりそう。」
恥ずかしいのかいい終えたあとでも顔を埋めているままの彼。
可愛いなぁ。なんて思って。
「毎日会っても足りないってどうするの〜。」
と軽く笑うと、彼がようやく顔をあげて
「…同棲したい。」
と言った。
「…いいよ。」
「えっ？」
「うん。一緒に住もう？」
「ほ、本当に！？」
「本当に。私もザカオのこと大好きだから。」
朝、起きると今までは一人だったのにこれからはずっと隣に彼がいる。
毎度毎度彼の手は私の腰に巻きついていて。
毎朝起きるのが大変。
それでも、幸せ。
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おにぎり - モトキとシルクの三角関係がいいです！(1.か2で) (2022年1月11日 19時) (
レス) @page39 id: d746cfda4e (このIDを非表示/違反報告)
亜希 - ンダホのピンク見たい (2019年8月14日 19時) (レス) id: 8ab8fa39db (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 亡者さん» リクエストありがとうございます！移行先にて書かせていただきます！ (2019年3月15日 0時) (レス) id: eb78b3d28f (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 苺姫さん» ありがとうございます！移行先にて書かせていただきます！ (2019年3月15日 0時) (レス) id: eb78b3d28f (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - みきさん» ありがとうございます！移行先の方で書かせていただきます！ (2019年3月15日 0時) (レス) id: eb78b3d28f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななみ | 作成日時：2017年11月25日 5時
