愛し愛され。2【Fischer's】

本当は　motoki　リク ページ21

A side







「ねぇねぇ、モトキ。」


「なにー。」


「好きだよ。」


「…ふーん。」


ほら。毎回この反応。


私が好きって言っても絶対好きって返してくれない。


せめて俺も。ぐらい言ってほしいよ。


ふーん。ってなによ。


そう思ったらだんだん怒れてきた。


「…モトキって私のこと本当に好きなの？」


「…なんで。」


「…なんでって。いっつも素っ気ないし。好きの一言も言ってくれたことないじゃん。」


「…。」


モトキは何も発しない。


「…もういい。私帰る。」


そういって私はコートと鞄を持って玄関へ向かった。


「待って…。」


突然モトキに腕を掴まれ、後ろから抱き締められた。


こんなこと初めてされたからドキドキしてしまう。


「…ごめん。A。」


「…俺、Aのこと愛してる。」


「…普段恥ずかしくってわざと素っ気なくしてた。」


「…私こそ怒ってごめんね。」


「ううん。俺が悪い。…ねぇA？」


「…ん？」


「…もう少しこのままでいい？」


「ふふっ。…うん。いつまででも。」


それからモトキはだいぶ素直になってくれました。









いかがでしょうか…！
ダーマさんをデレを多くした分、モトキさんはツンを多くしてみました！
直してほしいところなどございましたら、ぜひコメント欄にてお願い致します！
リクエストありがとうございました！

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