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55話 ページ30

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『うっわ…一生縁のない場所だと思ってたのに』



クザンさんの自転車の後ろで揺られること暫く



因みに呼び方が変わってるのはそうしろって言われたからです



目の前にある大きい建物は海軍本部



「俺としては嬉しいけどね」



『あっそ』



早く行こ、と手を取れば案内してくれる



周りの海兵さんはこっち見てないで仕事しましょうよ



『ねェ視線がウザいんだけど』



「…思ってたけど、Aちゃん割と口悪いよね」



いやンな事今どうでもいいよ



『鬱陶しい、、、殺していい?』



「いや何怖いこと言ってんの」



ダメだよ、と言われてマグナムに伸ばしてた手を仕方なくポケットに突っ込む



「さ、着いたよ」



襖とかワロスなんですけど



コンコン、とクザンさんがノックしたのを見計らってそれを蹴破る



中に居た数名が驚いてた



「あららら…何やってんだAちゃん…」



『蹴破るの…案外楽しい事に気付いた…』



是非今後もやろう←



「…演舞のA、だな」



『そう思うならそうなんじゃない?』



んーと、部屋にいるのは…


元帥センゴクさん

大将青雉ことクザンさん
大将赤犬ことサカズキさん
大将黄猿ことボルサリーノさん

参謀、中将おつるさん
英雄、中将ガープさん



『あ』



「どしたの?」



いち早く反応した青キジよ、君に用はない



『おじいちゃん』



「ん?Aじゃないか!」



『お久』



どうしよ、面倒臭いのいるよ



疲れた、帰りたい



クロカのチョコマシュマロ食べたい



「ぶわっはっはっ!大きくなったのう!」



渡された煎餅を受け取って笑う



『ありがと』



え、待って何で抱えたの



無言で抱えられてアワアワしてるとおじいちゃんの上に座らされた



「何をしとるんだガープ!!」



センゴクさん怒ってるよ、やめなよ



「わしの孫じゃ!関係ない!」



「大ありだ!離さんか!」



『割と座り心地よき…』



「Aちゃん戻っておいで〜」



両手を広げて待っているクザンさん



面倒だし動きたくないけど、このままじゃ話進まなそうだし



とんっ、とおじいちゃんを押して離れてからクザンさんの元へ行った



「抱きついてきたら良かったのに」



『やだ(即答)』



私が抱き着くのは兄妹弟だけだ



…多分!



『で?何の用?』



「うむ…貴様、海軍に入る気は『ない』…」



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作者名: x他2人 | 作者ホームページ:http://Nano  
作成日時:2017年11月14日 1時

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