すのスノふぁみりー

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涼太Side

中に入るとちゃんと寝れてたみたいで一安心。

涼太「翔太、翔太？」
翔太「…ん…?りょ…た？
え？！涼太！？」
涼太「うん、涼太だよ。ただいま」
翔太「おかえり」

驚きすぎて寝起きバッチしの翔太。
いつもこうであってくれ。笑

涼太「大にぃからさっきお腹痛かったのと吐いたって聞いたけど大丈夫？」
翔太「うん、吐いたらスッキリしたしお腹減った。」
涼太「じゃあお粥食べよっか」
翔太「ありがとう、いただきます」

ちゃんと食べてくれて美味しかったって
ご飯を煮詰めただけなんだけどね

涼太「下いく？」
翔太「そうしよっかな、結構寝たし」
涼太「ゆっくりね、倒れられたら俺支えられないから」

お粥を乗せてきたお盆を持ちゆっくりベッドから立ち上がる翔太を見守る。

翔太「そんなにじっくり見んなよ」
涼太「だってさ、いつもゆっくり立てって言ってんのに急にいつも立つから。」
翔太「はいはい。」

先を歩く翔太に続いて階段をおりる。

照「あ、翔太。
昨日はごめんね、掃除ありがとう」
翔太「いや、いつもやって貰ってるから当然の事だよ」
大介「もう大丈夫？」
翔太「寝たらスッキリしたし大丈夫」

シンクが綺麗になってたから辰にぃが洗ってから寝に行ったんだろう。

大介「もうすぐバイト行くけど病み上がりの3人だけで大丈夫？」
涼太「何かあったら悪いけど辰にぃ起こすし大丈夫。」
大介「今日のすぐ帰ってくるの亮平と康二だからよろしくね」
照「大丈夫だから、安心してバイトに行ってください。」
大介「じゃあよろしくね
夜は病院に迎えに行ってから帰ってくるからちょっといつもより遅くなるわ」
涼太「わかった、行ってらっしゃい」
大介「いってきます」

バイトに出かけた大にぃを送り出しリビングのソファーに3人で座り暇だねーなんて会話をしてた。

ラウールSide

今日は1週間に1回の検診の日。
蓮くんも透析の日だから一緒に行くんだ

蓮「ラウ、お待たせ。
病院行こっか。」
ラウ「うん」

中学校前から出てるバスで病院に行けるからバス停で待つ。

蓮「検査の後辛かったら先生のとこでゆっくりしてていいよ？」
ラウ「大丈夫だよ
だって、光くんも忙しいだろうし」
蓮「それもそうか」

今日は光くん喘息の検査するって言ってたっけ。
あれあんまり好きじゃないんだよね。
意図的に喘息起こして検査するから辛いんだよ。
亮平にぃちゃんもやってるみたいだけど弱音吐いてるところ見たことないから僕も頑張る。

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