すのスノふぁみりー

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照Side

風磨「涼太、涼太」
涼太「…ん」
風磨「点滴変えるね？」
涼太「うん、ありがとう」
亮平「涼太大丈夫？」
涼太「あ、来てくれたんだ
うん、これして貰ったらだいぶマシになったよ」
照「朝トイレ行った時、無かったんだったら言ってくれたら良かったのに」
涼太「大丈夫だと思ったから」
大貴「おやおや？涼太くん、言ったよね？
ちゃんと打たないと高血糖なりやすくなってるって」
涼太「あ、大ちゃん…」

病室の扉を少し開けこちらを覗いていた大ちゃん。

大貴「翔太が気づいてくれてなかったら危なかったかもしれないんだよ？」
涼太「うん…」
大貴「これからはどんな状況であれ打ちなよ？」
涼太「はい」

シュンとしている涼太の手を寝ているにも関わらず包んでる翔太。

大貴「そういえば、翔太がね涼太倒れたの俺のせいなのだから怒らないでって泣きながらしがみついてきたんだよね笑」
康二「翔太くんらしいなぁ！」
照「表には出さないけど涼太のこと大好きなんだな笑」
涼太「翔太ありがとな」
亮平「いいぞぉ！もっとやれ〜」

寝てる翔太の頭を涼太がポンポンするもんだから亮平が小声で茶化してるわ笑
何故か涼太と翔太の事をひそかに推している亮平であった。

康二「そろそろ暗くなるよな」
照「そうだな
翔太起こして帰るか」
亮平「翔太ー？起きて帰るよ」
翔太「…やだ…涼太といるの」
大貴「じゃあ翔太も点滴する？」
翔太「それもやだ」
辰哉「何、帰りたくなくて駄々こねてるの？」
大貴「翔太がそこでずっと寝てたら涼太全然寝れないじゃん」
翔太「でも…涼太から離れない」
涼太「翔太は家帰らなきゃ
今日は元気だって言ってくれたじゃん」
辰哉「今日は涼太休まないとまた倒れちゃう
嫌でしょ？」
翔太「うん…帰る」
涼太「また明日学校から帰ってきたら待ってるから」
翔太「わかった、涼太ちゃんと休んでね？」
涼太「うん、翔太もちゃんと寝るんだよ？」
照「じゃあ帰るわ」
亮平「ゆっくり休んでね」
康二「今日の夕飯は任せてや！」
涼太「みんなありがとう」
辰哉「エレベーターまで送るわ」
大貴「みんな無理しないようにね」
4人「はーい」

夜勤の辰にぃにエレベーターまで送ってもらいバスに乗って帰った。

康二Side

バスに揺られる事5分ぐらい
隣に座る照にぃが控えめに深呼吸してるのが気になった。

康二「照にぃもしかして酔った？」
照「え、あ、大丈夫」
康二「しんどかったら無理せんでな？」
照「うん、ありがとう」

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