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翔太Side
翔太「ごめんね、」
涼太「しょ…たはﾊｧ…悪くない…ﾊｧﾊｧ」
翔太「でも…」
呼吸が荒くなっている涼太の口元には酸素マスクがはめられている。
いつの間にか病院に着き後ろが開かれた
大貴「バイタルは…」
救急隊員にバイタルをチェックする大ちゃんの声が聞こえる。
救命の先生たちが涼太を連れて行って救急車を降りた俺はその場に佇んでた。
涼介「翔太？」
翔太「涼介くん…涼太大丈夫かな…」
涼太「大丈夫だよ、一緒に待ってよ」
翔太「うん」
辰哉Side
救急から涼太が運ばれてくるって聞いた時ドキッとした。
聞くところによると高血糖だって
今日の朝喧嘩してたから打ててなかったんだろうな。
大貴「ふっか！今日涼太と翔太なんかあった？」
処置を終えたであろう有岡先生が帰ってきた
辰哉「今日の朝喧嘩して喧嘩する前に涼太はインスリン打つつもりだったんだろうけどそのまま喧嘩して下降りてきたんだと思う」
大貴「そう言うことね
今病室で寝てるんだけど点滴でインスリンもう少し落としたいから今日は入院かな」
辰哉「うん、ちょっと見てくる」
病室に行くと寝ている涼太の左手に点滴が繋がれており、右手は翔太が握ってベッドに突っ伏して寝ていた
辰哉「翔太…？」
翔太「…ん」
右手で目を擦りながら起き上がる翔太
辰哉「今日涼太薬打たないといけないから入院になった。照と亮平と康二がここ来てから帰るって言ってたけど一緒に帰る？」
翔太「うん、そうする」
ずっと涼太を見つめる翔太。
翔太「ごめんね…心配して言ってくれてたことなのに」
涼太「しょ…た泣かないで？」
目を覚ました涼太が右手で零れ落ちる翔太の涙を拭った
翔太「りょうた…ｸﾞｽｯがいなく…なるかとおもって…ｸﾞｽｯ」
涼太「大丈夫、俺はどこにも行かないよ」
翔太「俺、SHRの後、頭痛がってるの分かってたのに…ｸﾞｽｯ」
涼太「俺が翔太に心配かけてたみたいだね
ごめんね。でも俺が打ってないと思ってそのポーチ持って来てくれたんでしょ？」
翔太がベッドに伏せて泣いている頭を優しく撫でてあげる涼太
涼太の視線の先にはローテーブルの上に乗った2つのスクバあった。
開いたままの翔太のスクバからは涼太のインスリンの注射器が入った赤色のポーチが見えている。
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納豆ジュース(プロフ) - 初めまして。リクエスト勝手に失礼します。もし良ければなのですが康二君の話も読んでみたいです。待っていますので是非時間があればよろしくお願いします。 (2021年4月3日 9時) (
レス) id: c1de26f1cf (このIDを非表示/違反報告)
せら - 小児科のお話大好きです！！！楽しみにしています！！！頑張ってください！ (2020年12月22日 11時) (レス) id: 644e6bb056 (このIDを非表示/違反報告)
あわ(プロフ) - はじめまして！いつも更新楽しみにします！リクエストなのですが、康二の病気が再発するなど康二の体調不良のお話も読んで見たいです！ぜひよろしくお願いします。 (2020年10月21日 21時) (レス) id: 4db9be7212 (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - 楽しみにみてます。阿部ちゃん喘息我慢して悪化する感じみたいです。お時間があればお願いします (2020年10月8日 18時) (レス) id: 137beba8ce (このIDを非表示/違反報告)
おむしゅが(プロフ) - ぴっぴさん» 見ていただきありがとうございます！もう少ししたらひーくんの体調不良も出てくるので少々お待ちください(^^) (2020年7月10日 20時) (レス) id: 9efe67942b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おむしゅが | 作成日時：2020年6月23日 1時
