すのスノふぁみりー

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翔太Side

いつもだったらどうって事ない、俺の事を気遣ってくれる涼太の過保護すぎる言葉に何故か腹が立って言い返してしまった。

涼太「何、その態度
こっちは心配で声掛けてるのに」
翔太「今日は大丈夫だって言ってるじゃん！」
涼太「もういい」

そう言い残すと部屋から出ていってしまった
やってしまったと後から気づいてももう遅い
少し時間を置いて下に降りてテーブルに着こうとすると青いお茶碗の隣に赤色のお茶碗が並んでないことに気づく。
辰にぃに話して席を変わってもらったんだろう

翔太「ご馳走様」

食べ終わった食器をシンクに置き自室に戻る。

翔太「はぁ、ネクタイどうしよ」

どうネクタイを結び方かわからずベッドに腰掛ける
ボーッと涼太の勉強机を眺めるとインスリンの注射がはいったポーチが開いたままであることに気づいた。

翔太「閉め忘れただけかな…
でも打ってなかったら危ないよね」

喧嘩しちゃってるけど涼太が辛いのは嫌だからスクバの中にポーチを詰め込んだ。

ｺﾝｺﾝｺﾝ

亮平「翔太ー？入っていい？？」
翔太「あ、うん」

中に入ってきた亮平はもう学校に行ける格好をしていた

亮平「まだネクタイも結べてないじゃん」
翔太「ごめん、亮平結んでくれない？」

年下の亮平に結んでもらうのはなんか恥ずかしいけど結ばないことには学校に行けないからやってもらう

亮平「はぁ、しかたないなぁ」
翔太「仕方ないじゃん」
亮平「ほらできたよ」
翔太「ありがとう」
亮平「てか、こんなことしてる場合じゃないの、早く行くよ！」
翔太「えぇぇぇ」

スクバを強引に渡され亮平が俺のブレザーを持ちそのまま腕を引っ張られ部屋を出て階段を降り玄関まで連れてこられた

亮平「いってきまーす」
翔太「いってきまーす、、」

学校に着けば教室に必然的に涼太と一緒になるし、気まずい。
どうか何もありませんように。。









お星様が舘様カラーになってました！
ありがとうございます！
更新遅いですが頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。
おむしゅが。

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