すのスノふぁみりー

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翔太Side

翔太「辰にぃ、涼太が吐いちゃって。
そのままさっき飲んだ薬も吐いちゃったんだけど、薬効いてなかったみたい」
辰哉「あらら、点滴持っていくから部屋で待ってて？」

また急いで2階に戻る。

涼太「ﾊｧﾊｧ…」

部屋に戻ると荒い呼吸を繰り返しながら痛みに耐える涼太。

辰哉「涼太、遅くなってごめんな
薬戻しちゃったみたいだから点滴繋ぐね？」
涼太「あり…がと…ﾊｧ」

すんなりと腕を出す涼太。

辰哉「翔太、朝ごはん食べてないよな？」
翔太「食べてないけどいいや」
涼太「だ…め…こうじが…作ってﾊｧ…くれてるから」
翔太「わかった、食べて来るね」

気分でいつも食べるか食べないかを決めるからいつも涼太に迷惑をかけてる。
なのに、いつも食べないって言っても『わかった』って返す涼太だけど、涼太以外がご飯作った時は絶対に食べろって言う。
まぁ、俺が涼太に甘えすぎてるんだろうな。

康二「翔太くん、涼太くんどう？」
翔太「今、辰にぃが見てくれてるから大丈夫。
朝ごはん食べるわ」
康二「おん、用意するし待っててな」

康二「お待たせ、時間無かったからカンタンな朝ごはんなっちゃってんけど」
翔太「うんん、ありがとう」

ご飯の上にスクランブルエッグとハムが乗ったミニ丼と春雨スープを出してくれた

亮平「翔太、珍しいね」
翔太「学校だったら急いでるからあんま食べねぇけど休日だからな」
ラウ「もうちょっと食べるの待ってたら良かった！！」
翔太「昼ごはんは一緒に食べような」
ラウ「うん！じゃあ今日は翔太くんの隣で食べる！」

夜ご飯の時の座る位置は固定だけど朝と昼はどこに座ってもいいから座りたいところに座る感じ。
今日は水曜日なのに何故家に全員いるかと言うと祝日だから

辰哉Side

薬が効いてきたのか寝息が聞こえてきた
蓮は今日は軽かったみたいでお粥も食べて薬飲んで今は寝れてるみたいだし安心。

辰哉「大きくなったな」

はやく痛いのなくなれと念を込めて頭を撫でる。

大介「辰にぃ、当直明けなんだから休んだら？」
照「大にぃだけじゃ心配だろうから俺も着いてる」
大介「なにぃ！？」
辰哉「しー！ちょっと寝てくるわ
ありがとう」

うちの次男は本当に声がデカい。
良かった涼太が起きなくて
9時に帰ってきたから睡眠という睡眠を取ってなかった。
涼太を2人に任せて自室へ向かう。









さっくんお誕生日おめでとう！

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